Saturday, July 3, 2010

永遠の名盤入荷

「あなたは音楽を愛していますか?」

「大切なのはレコードやCDをたくさん持っていたり知っていたりということではなくて、
その音楽が流れていた時間や空間にどれだけ思いが詰まっているかだ。
その思い出にこそ音楽を愛することの歓びにあふれている。
もちろん純粋芸術としての音楽の存在を僕は否定しない。
でも仮に人間が追憶という感情や記憶の温もりを失くしてしまったら、
音楽はひどく味気ないものとして響くだろう。」

2006年に"usen for Cafe Apres-midi"5周年を記念して出版された冊子に
あとがきとして橋本徹さんが筆を執った一節を引用させていただきました。
(僕が初めて読んでからずっと心に残っている一節です)

だれにでも“心の名曲“があると思います。
音楽は、初めて聴いた時間や聴いていた時間へいざなってくれるものでもあり
その時感じた感覚と共に記憶に残っています。
そのなかでも僕のとびきりの1枚が今回ご紹介する本作

イタリア映画『ジェラシー』1970年のサウンドトラックです。

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O.S.T DRAMMA DELLA GELOSIA / ARMANDO TROVAIOLI(在庫△)
(disques dessinee/bar cacoi/HUMMOCK Cafeのみの購入特典”空想帯”付)

特製ポスター仕様ライナーノーツ封入
解説:吉本宏 / 丸山雅生

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軽やかなリズムに幸福のメロディを乗せた素敵なテーマ曲「Dramma Della Gelosia」に始まり、マルチェロ・マストロヤンニとモニカ・ヴィッティの甘い歌声が聞けるワルツ「Se Tu Mi Lasceresti」、甘く切ない恋を感じる瑞々しい女性コーラスが魅力的な「Sei Mesi Di Felicita'」は何度も何度も繰り返し聞いた大名曲...など。熱心な映画好きにはたまらない2人が寄り添ったターコイズブルーのジャケットも 美しい。

1970年に発売してから名盤と言われ、レコードガイドなどでも紹介されてから
90年代に入り国内で何度かCD化はしていたものの
一度もオリジナルのアナログ・レコードで再発されたことはなかったのですが、
今年7月、遂に40年の歳月を経て、
神戸のプロダクション・デシネ丸山雅生さんがオリジナルに忠実な形で正規再発!

今回のリリースも丸山さんから
「中村さんが好きなものリリースしますよ、でもまだ言えません(笑)」
と、ずいぶん前から期待を持たされていたのですが、
まさか『ジェラシー』だったとは....
僕は今回リリースされたことが嬉しすぎて店用・家用・保存用の計3枚購入しました。
それだけこのレコードには熱い想いがあるのです。

丸山さんは5年以上前から構想していたらしくライセンス契約した経緯や、
何度もやり直した美しいターコイズブルーの印刷や質感、
吉本宏さんと丸山雅生さんによる豪華絢爛な解説、
丁寧に施されたマスタリング、国産プレスのハイクオリティ・ヴァイナル、
そして、ポスターイラストに込めた想い...など、
リリースに至るまでの話を聞いていると感動してしまいました。

レコードは家で聴けないから...
なんて思っていませんか?
本当は針を落としてレコードを聴いていただきたいのですが、
CDプレーヤーしか持っていない方に当店だけの嬉しい特典があります。
是非オリジナル・アナログ・フォーマットで持っていただきたい想いから
僕が個人的にささやかなプレゼントとして”おまけ”を付けています。
店頭にてご確認いただけます♪

パッケージ音楽文化を盛り上げていくためにも
ネットでダウンロードしている場合じゃないですよ~
(何となく馴染めず僕は1度もダウンロードということをしたことないですが...)


7/3(土)今、東京では『ジェラシー』リリース記念パーティーが開催されています。
渋谷に思いを馳せて。