Sunday, April 24, 2011

Buenos Aires Report ⑩

レポートの最終回はブエノスアイレスで過ごした
心が落ち着いた場所のご紹介をいたします。









ブエノスアイレスは、さまざまな国から影響を受けた食や音楽のほかにも建造物や自然、そして自国を愛する人々に触れ、当たり前ですが、他の国・都市とは例えようのない独特の雰囲気を持っていて、そんな魅力にすっかりはまってしまいました。

アルゼンチンに着く前日に、なんとカルロス・アギーレさんがブエノスアイレスでレコーディングをしていることを知人から聞いたのですが、その夜に400キロ離れた自宅へ戻ったようで残念ながらすれ違いでお会いできませんでした。しかし、旅の最終日、帰りの空港へと向かう車内でカーラジオから流れてきた聞き覚えのあるメロディ。それは紛れもなくカルロス・アギーレさんの曲『casa nueva』でした。思い込みかもしれませんが、僕たちにとって新境地ブエノスアイレス=新しい家(casa nueva)に来たことをあたたかく見守って下さっていたように感じ、少しうるっときました。
こんな小さな奇跡も起こったブエノスアイレスまた必ず行きたいと思います。

ブエノスアイレスにいた僕たちに対して、カルロス・アギーレさんがビデオメッセージを作って下さっていたようです。 まだ手元に届いていなく見ていませんが、この心遣いなんという優しいお方なんでしょう...

最後までレポートを読んで下さりありがとうございました。
1人でも多くの方にアルゼンチン・ブエノスアイレスに
興味をもっていただければ嬉しく思います。

Tuesday, April 19, 2011

Buenos Aires Report ⑨

<Musica②>
ブエノスアイレスでのライヴ情報はアルゼンチンにお詳しい谷本雅世さん(旅の指差し会話帳の著者)に教えていただきました。ありがとうございます。
そして現地でお会いした河野洋志さん(元HMV渋谷店マネージャー)にもライヴ案内していただきました。お二方に感謝しています。

ライヴに関しては、もし運よく観れればと思っていたのですが、これが幸運にも滞在5日間半に5会場へ行くことができました。

あまりにも素晴らしすぎたブエノスアイレスでのライヴ体験。
説明はあえて割愛させていただきます。
写真と映像でお伝えします。















RMOV0269






アーティストの皆さんに名刺代わりとしてハンモックカフェ8周年記念品のフルーツ・シール・ハンカチをお渡ししました。これが予想以上に喜んでいただき、国境を越え、ハンカチがついに地球の裏側で使われていることに感動!!
ACASECATrioと、Nicolas y Magali Falcoffの右下写真はハンカチを持っています。
レポートは次回⑩が最終回です。

Buenos Aires Report ⑧


<Comida②>

アルゼンチンのブエノスアイレス州エセイサ市の国際空港に着き、ブエノスアイレス市までの約35キロを車で移動中、高速道路の脇には見渡す限り広がる大豆農園や牧場があり、夏の終わりを感じさせる背の高いススキが繁り、風に揺れていました。
アルゼンチン料理は牛肉と豆類にチーズ、野菜果物を豊富に使ったイメージがあり、実際肉類(牛、豚、鶏)や野菜をparrilla(パリージャ)と呼ばれる炭焼き台で焼かれたparillada(パリジャーダ)や焼き肉という意味のasado(アサード)はメニューによく見かけました。その香ばしさに食欲がわいてきて、付け合わせのジャガ芋(フライか 蒸したものか マッシュか が たっぷりと添えられる)もペロッと完食。

市場やスーパーの売場に堆く積まれた野菜はどうやって料理されているか興味があり、野菜料理が多いパレルモ・ハリウッド地区(映画業界人が多い為そう呼ばれる。アパレル関係はパレルモ・ソーホーに多い)を散策。外観の雰囲気に惹かれて入ったお店のメニューは自家製ピクルスやエスカベッシュ、野菜のトルタ、野菜ピューレをかけるサラダ、パンにも野菜ペーストをつけて食べさせてくれます。肉に比べるとシーフードは少ないようですが、白身魚(メルルーサ)とイカ、ムール貝を使った料理には出会えました。
私たちの場合だいたい一人一食300円~1200円(ドリンク込み)ぐらいで美味しく楽しめました。


旅で感じた料理をワンプレートにしたハンモックカフェでの新メニュー始めます。
2011/04/22(金)~  オーダータイム12:00~21:00(準備中時間帯除く)

<Plato de BuenosAires>(ブエノスアイレス・プレート)
                1200円/1400円(マテ茶付き)
●Empanada エンパナーダ
(ひき肉、野菜、ゆで卵入りパイ)
●Ensalada de Frijol エンサラダ・デ・フリホール
(豆のサラダ)
●Pastel de verdura パステル・デ・ベルドゥーラ
(野菜のパステル)
 *パステルは甘いケーキではなくジャガ芋 とうもろこしを中心に小麦粉・砂糖不使用で重ね焼きした料理。
●Carbonada カルボナーダ
(牛肉と野菜の煮込み)

Saturday, April 16, 2011

Buenos Aires Report ⑦


<ブエノスアイレスの治安>

●地下鉄
A線・B線・C線・D線・E線・H線の6ライン走っており、
色分けされた『subte』と とても目立つ看板で入口が分かりやすいです。
どこまで乗っても1.1ペソ(日本円で約25円)!の格安で便利。
政府からの援助があるらしいです。
でもその反面デンジャラス・ゾーンでもあります。
東洋人はあまりいなくカメラを出そうものなら必ず目を付けられます。
そのため内部写真がありません。
乗車中に2回のスリ未遂に会いました。
1回目は大柄の若者がカメラを盗もうとスッとポケットに手が...
直ぐに気付いたので手を掴んでにらみ返してやりました。
2回目は違う日に今度はダウンジャケット(この暑い時期におかしい)の
隙間から手が伸びてきたのでヤバイと思いがっちりガード。
折り畳んだ地図がお札に見えたらしい...
この日は満員電車だったため敵多し、東洋人がめずらしいせいもあるのか、
あらゆる人と目が合い、上から下まで全身見られます。
降りる瞬間が危ないので最後まで気が抜けません。
電車の中では演奏が始まったり、
物売りが回ってきて乗客の膝の上に商品を置いていったり...
不思議な光景も目に飛び込んできました。

●タクシー(日本と比べると遥かに安い)
ラジオタクシー(無線タクシー)とかいてある以外は乗らない方が無難。
「道が分からなくなった」と言ってぐるぐる回り過剰請求もあるので、
タクシーに乗ると地図とにらめっこして、今どこにいるのか確認しながら進む。
反対に曲がろうモノなら、
「No!」と言って戻ってもらったり、近くまで来るとすぐ下ろしてもらう。
しかし良い運転手さんもいるので「お金はしまって気を付けてね」と
とても気遣いしてくれる優しい人も。
こんな人に出会ったときはほっとする。

●夜
場所によっては危険率高し。
早足で歩けば問題なかったが、大通り以外は通らない方が無難。
たむろしていて知らないうちに後を付けられていたり、
警官が少年を壁一列に並べさせてたり。
貧富の格差があるので物色している人も見かけました。
遅いライヴは深夜2時~3時頃に終わるので近くてもタクシーで帰宅。


自分の身は自分で守るということを実感。

Friday, April 15, 2011

Buenos Aires Report ⑥

<アルゼンチンのコーヒー・ワイン・ドリンク事情>

Buenos Aires Reportは、たった5日間半の個人的な感想なので、アルゼンチンをよくご存じの方には間違いがあるかもしれません。その時は、ご一報いただけるとありがたいです。

「un cafe por favor!」
カフェ(コーヒー)を頼むと少し小さめのカップ(約100cc)で出てきます。日本で見かないアルゼンチン製のカップでロゴが美しい。スプーンを置く方向はハンモックカフェでも採用しているイタリア式(日本ではオークラスタイル)と同じく縦置き(カップの取っ手に対してクロス方向)で出てくる。抽出方法はエスプレッソマシンかアーンをよく見かけました。日本のコーヒーより野性的な豆の味が強く美味しいお店も数ありましたが不思議な味の店もあり、カフェは社交の場の文化というイメージを強く感じました。たくさん回りましたが、もっと探せばとびきり美味しいコーヒーに出会えたかもしれません。日本のコーヒー店は繊細な味だとあらためて実感しました。しかし、各店舗ごとにオリジナルのコーヒードリンクはとても豊富で決められないほどメニューがある店もありました。店名を冠したオリジナルのアレンジ・コーヒーは、ほとんどウィスキーやブランデーなどが入ったお酒入り、量もはいっている上にストローで飲むものもありすぐに酔っぱらいます。
●『カプチーノ・los 36』はアイリッシュコーヒーのようにクリーミーでスパイスが入り、ココアがトッピング、これは美味しかった。
●『マサグラン』というコーヒーはラムとフレッシュレモンが入っていました。暑かったのにアイスコーヒーメニューは少なく、日本は味噌汁を冷たくして飲まないのと一緒でコーヒーは温かいものだという認識なのかな。

<ブエノスアイレス定番のドリンクメニュー>
 ●カフェ(少し濃いめ100ccほどのコーヒー)
 ●カフェ・ドブレ(濃いめ 量多めの カフェアメリカーノ)
 ●カフェ・コン・レチェ(カフェ・オ・レ)
 ●コルタード(カフェ・マキャート)
 ●ラグリマ(カフェ・ラテ)
 ●スブマリーノ(チョコレートスティック=潜水艦を沈めて飲むホットミルク)

アルゼンチンは食料自給率が90%以上なので果物・野菜を使ったフレッシュジュースが豊富。なみなみとグラスからこぼれるほど(こぼれています)注がれ、リクアドと言われるミルク無しのミックスジュースが美味。リンゴ×ニンジンや、イチゴ×オレンジ、その他ライムをたっぷり使ったグリーンレモネードやプラムジュースなど!オレンジ生絞りの屋台は至る所で見かけ、トマトをまるごとかじりながら歩いている人などもいました。

ワインはやはり品種マルベック(赤)多し、お店で注文したメニューのフード・ペアリングを頼むとマルベックが出てくる確率高い。写真上中のサングリアは北部アンデス山脈近くカファジャテで造られるカベルネ・ソーヴィニヨンをベースにレモン・ライム・オレンジのシンプルなスタイル、美味。白は品種トロンテスが多い。
ビールは日本では現在入手困難のquilmes(キルメス)が圧倒的シェア。淡麗でするすると喉を潤す。ハンモックカフェで提供したいくらい!

※アルゼンチン産ビールはないですがワインはあります。
 写真下はハンモックカフェで、グラスかボトル にて提供している
 カファジャテのマルベック(赤)とトロンテス(白)、おすすめです。

Buenos Aires Report ⑤



帰国から1週間がたち、ようやく落ち着いて徐々に整理出来てきましたので
今回はアルゼンチンで入手してきた雑貨などご紹介です。


● BUENOS AIRES MAP NOTE
ブエノスアイレス・マップ・モチーフ・ノート 600円(税込)

アルゼンチン・ブエノスアイレス・パレルモ地区にあるペーパー/ステーショナリー専門店「TINTHA(ティンタ)」オリジナルノート。鮮やかなトーンで描かれた地図は計4パターン。地図中の番号は裏表紙に美術館や博物館、カフェ、レストラン、などが記載されている気のきいた演出。中は罫線のない無地でメモ帳や料理ノート、ふと書き留めたい時にちょうど良いサイズ。さっとカバンからとりだしてスマートに使おう。でも何気なく置いていても良いですね。


● AEROLINEAS ARGENTINAS
1960年製ポスターレプリカ(430mm×305mm) 1.500円(税込)

アルゼンチン航空がブラジル・リオデジャネイロ就航案内を説明したと思われるポスター。リオのキリスト像、アルゼンチンのオベリスコ、深みある青色が遥か遠く南米の空を想像し、旅へ出たくなる。


● FLOR PAPER NAPKIN
フロール・ペーパー・ナプキン 500円(税込)

ブエノスアイレスには街路樹がたくさんあり木漏れ日からふと見上げると淡いピンク色の花「パロ・ボラッチョ(コリシア)」が優雅に咲いていました。アルゼンチン国花「セイボ」や、可憐な「ハカランダ」など花に包まれた国をイメージしたアルゼンチン産ペーパーナプキンです。お菓子のお供などにどうぞ。


いずれもなくなり次第 販売終了になります。


Wednesday, April 13, 2011

Buenos Aires Report ④


<Musica①>
もう一つの旅の目的、音楽。
外資系大手CDショップは見かけず、個人店がほとんど。いずれもセンス良い店内と見やすい量でテーマ別にわかれています。
15店舗ほどまわりましたが、やはり若者向け?ポップス・ロックが多く、次にタンゴ、ジャズ、フォルクローレが並び、それを求めて来た人の出入りが途絶えません。
僕が店内スピーカーで試聴をさせていただいた時のこと、「このピアノは誰?」とおじいちゃんが駆け寄ってきたのが印象的でした。あまりわからないスペイン語で話しかけてきてメガネを頭の上にのせ「このCDだな!」とそれから必至にCDを選んでいた姿が微笑ましかったです。こんなやりとりをしながら音楽を選べるって素敵な国だなぁと思いました。
海外アーティストも人気なので、ちょうどU2のライヴがブエノスアイレスであるので特集が組まれているコーナーもありました。偶然oasisの日本盤CDも見かけましたが日本円にして7500円!の高価盤でした(手の届かないところに陳列していました)。

<今回入荷してきたアルゼンチン盤CD>
コンテンポラリー・フォルクローレを中心に、優しい歌声系や、ギター、ピアノ、クラリネットやバンドネオン参加のインストゥルメンタル、など...
まだ店頭に出す作業がしきれてませんので、お声かけいただければ試聴とご説明させていただきます。販売在庫枚数には、ばらつきがあるため、お電話にてお問い合わせ後、取り置き10日間まで出来ます(店頭受取りのみ)。(在庫×)

そして、幸運にも今回入荷できたCD作品を含むアーティストのライヴに行くことができました。5会場行ってきました!

●アカセカトリオ
●プエンテセレステ
●ニコラス&マガリー・ファルコフ
●フロレンシア・ルイス
●ベト・カレッティ&アグスティン・ペレイラ・ルセーナ

このライヴの模様は後日<Musica②>にて!

Tuesday, April 12, 2011

Buenos Aires Report ③

<Comida①>
今回の旅の目的の一つ、料理の確認。私たちが入ったお店の味は思っていたより味付けが薄く、すべて好みの味でした。テーブルには塩・こしょう、タバスコなどがあり好みで足している人も見られました。
エンパナーダはテイクアウト、ケータリング、食堂やレストラン、そして家庭まで幅広く愛される国民食でした。私たちが日本でエンパナーダを作っていることをお店の方に伝えて写真を撮らせてほしいとお願いすると、「si,si(OK,OK)」と笑顔で記念撮影。味は中身や味つけが少しずつ違っていたりして、どれも美味しくお店の個性を感じました。
そして、アルファホールも街中でよく見かけました。キオスコ(日本のコンビニのような店)、スーパー、ケーキショップ、カフェなど...。南米のヤシの実の油(パームオイル)を原料とするショートニングと、とうもろこしの粉であるコーンスターチを主に用いて作るサブレはサクサク、ホロホロとした食感。サンドしているドゥルセ・デ・レチェ(ミルクの甘み=キャラメル)とココナッツがサブレをちょうどいいバランスでつなげています。左上画像がクラシック・タイプで直径約3cm~12cmの大きさもさまざまです。表面にチョコレートのデコレートを重ねているのもあり、見ているだけで楽しくなります。

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あと、煮込み郷土料理のカルボナーダ、プチェロは、ブエノスアイレスではこの時期(夏の終わり)に食べることは少ないようで、それを知らずに出来ないか頼むと、「おかしな注文するなぁ...」という感じでにんまり笑顔で「出来ないよ・・・」と言われました。そりゃそうです。日本で夏場に鍋を注文するようなものかもしれません。残念ですがまたの機会に! 上の写真の料理はHUMMOCK Cafeのメニューにはないですが、『ロクロ(白いんげん豆と白とうもろこしなどの煮込み)』と『タマル(とうもろこしの皮で包み煮た料理、中身は炊いたとうもろこし粉に牛肉を詰めたもの)』をレコレータ地区のサンファン地方料理店で食べることができました。どちらも伝統の味を忠実に守っている印象で、ロクロに入っている骨付き牛すじ肉から出たコクと豆の甘みの優しい味わいと、ちまきのようなタマルの素朴な味わいは、アンデス山脈ふもとのワイン産地として有名なサンファン地方の大家族の食卓風景が目に浮かびました。
これらの郷土料理についての詳しく分かりやすい本が旅の指さし会話帳40アルゼンチン(谷本雅世著)です。スペイン語でのメニュー解説や食材のページはよく活用させて頂きました。街を歩くにはもちろん、文化を知るのにも大変役立ちました。ブエノスアイレスで入ったカフェやレストランは、この他に野菜中心の創作料理やパリージャ(炭焼き)料理などもありましたので、<Comida②>として後日レポートします。

Saturday, April 9, 2011

Buenos Aires Report ②





日本から一番遠い国アルゼンチンへ行くには西周りと東周りの2種ある。成田(又は関空)からカタール航空でドーハ→サンパウロ→ブエノスアイレスの2回乗り継ぎか、成田からコンチネンタル航空でヒューストン→ブエノスアイレスの1回乗り継ぎの2つが多いらしい。今回は後者を選んだが、僕たちの住んでいる姫路からカウントすると待ち時間14時間、移動時間25時間の計39時間余りかかった。そのため5泊9日という旅にはなったが期待に胸が高鳴るばかり、それほど苦にはなりませんでした。

1936年にブエノスアイレス創立400周年を記念して建てられた白い塔”オベリスコ”。この街のシンボルとして誇らしく立っている。滞在先のホテル前から Avenida 9 de julio を渡る。幅143mもあるこの大通りは世界一道路幅が広く、一回で渡りきるには走らないと行けないので一度真ん中で立ち止まる。美しい街並みの旧市街を見渡す。この地区”モンセラート”は今回の旅の起点。


<ハンモックカフェに新たに仲間入りしたカトラリーなど>

●ブエノスアイレスのほとんどのお店で使われており南米で広く愛されているキッチン用品メーカー「TRAMONTINA」(ブラジル製)のカトラリー。本日よりお客さま用に使っております。

●ひょうたんを使ったり表面が銀製のマテ壺とボンビージャ(共にアルゼンチン製)。アルゼンチンの家庭ではマテ壺を回し飲み。当店ではマテ茶をご注文時に提供スタイルをマテ壺とカップとの2種からお選びいただけます。

●ディープキッシュ(tarta)を作るのにかかせない型(アルゼンチン製)。街中でよく見かけたtartaは野菜やハム、チーズなどがずっしり入った親しみある料理、テイクアウトも多い。

Friday, April 8, 2011

Buenos Aires Report ①


アルゼンチン・ブエノスアイレスより帰国しました!
10日間ほどお休みをいただきありがとうございました。
料理の感性を磨き、街に溢れている音楽、出会いに満ちた素晴らしい旅になりました。朝から深夜まで駆け回り体験してきたため、お伝えしたいことが多いので何回かに分けてレポートします。

まずは、5月14日(土)ベト・カレッティ・ライヴ@HUMMOCKCafe開催の件ですが、来日が日時未定の延期になることが決定しました。

招聘元インパートメント稲葉ディレクターの協力でベト・カレッティさんに連絡をとっていただき、ブエノスアイレスでお会いしてきました。「ブエノスでライヴをするから来ない?」とベトさんからメールがあり、アグスティン・ペレイラ・ルセーナさんとのデュオで“トム・ジョビンに捧ぐ“と題したコンサートに参加。アグスティンさんは昨年3月に初来日したのですが、またお会いできるとは思ってもみなかった偶然。日本から書いていった英文手紙を渡し思いを伝えました。するとベトさんは「延期になったことは残念だけどいつでも行ける準備はできているよ、音楽で日本の皆さんを元気つけたい。」と語ってくれました。ブエノスアイレスでお会いした皆さんは日本の現状を気遣い話しかけてくれました。遥か遠く離れた異国の地で人間の温かさが心に沁みました。ベトさんとは またの再会を約束して別れました。

ライヴからの一曲 ”Falsa Baiana” beto caletti & agustin pereyra lucena