Thursday, July 21, 2011

chokkin-kirie


ようやく屋根の補修工事も終わり、
一昨日の定休日にYUYAさんのきりえ展へ行ってきました。
関西2回目となる今回の会場は神戸栄町Töölöさんです。
僕たちもお世話になっている金子さんのお店で、
フィンランドのテキスタイルブランド、ヨハンナグリクセンのアイテムと、
着心地の良い洋服などを中心とした素敵なショップの1階を通り、
奥の階段から上がる2階のギャラリーで開催しています。
YUYAさんはハンモックカフェ9周年ノヴェルティグッズも作ってくださった方で、
ひとつひとつの絵の背景にテーマがあり、
映画と音楽から影響を受けたイメージを切り絵で表現した奥深い作品です。
お時間ある方は是非行ってみて下さいね。

ちょっきんきりえ展<映画の影響>
2011年7月15日(金)~7月31日(日)
会場:神戸 栄町 Töölö

きりえ:YUYA
エッセイ:雅子
音楽選曲:吉本宏

Thursday, July 7, 2011

Dos pianistas


●ハビエル・アルビン / las mananas el sol nuestra casa 2.100円(在庫×)

アルゼンチン音楽を聴くと目の前に自然の風景が広がることが多い。ピアノ、クラリネット、チェロなど奥行きある演奏がそう思わせるのか それとも広大な平原が続くパンパがもたらすのか。鍵盤奏者ハビエル・アルビン率いるインストゥルメンタル・グループの麗しい音楽は、これもまた早朝のもや、川のせせらぎ、緑の香りがする。鳥の鳴き声や草を静かに踏む足音で始まる曲や、クラシカルな 女性スキャットが効果的な曲、 ジャズよりの音楽性、それぞれがドラマティックでストーリー性がある。カルロス・アギーレのレーベル『shagrada medra』から素晴らしい才能に溢れた名作の誕生。


●フェデリコ・アレセイゴル / espirales 2.100円(在庫×)

アルゼンチンの伝統を守りながら、美しくモダンに昇華された音楽。フェデリコ・アレセイゴルの繊細な感受性がつむぎだすピアノソロや、#5Nadanteの儚い美しさには息をのむ。冒頭のフュージョン的な曲であいさつされるも、フアン・キンテーロ&ルナ・モンティのような素朴なデュオ曲を思わせるあたたかなヴォーカルも交え素晴らしい音楽が連なる。


この2人のピアニスト・グループは今年5月ブエノスアイレス州ラプラタ市でライヴを開催していたようで、その時のフライヤーが、2つのCDジャケットを重ねたようなデザインで秀逸ですね!