Wednesday, January 4, 2012

Beautiful flute note from Argentina.


年始はじめての音楽紹介なので気合いが入りすぎました...
今回長くなるので見たい方だけ見て下さいね(笑)

今年もアルゼンチン音楽から耳が離せない!

スタッカートのきいたクールな演奏から美しく伸びやかな音色まで自在に操るフルート奏者『フアン・パブロ・ヂ・レオーネ』。
フルートだけでなく、ピアノ、ハーモニカ、ヴォーカルまでこなし、一筋縄ではいかない新鮮なアレンジがアルゼンチン音楽シーンに新しい風を吹き込む。

ハーモニカから始まる「esta simple melodia」でアーバンメロウに静かに幕開け。カルロス・アギーレ自身がピアノ参加した「milonga gris」ではフルートの音色が耳を撫でるようにやさしく吹き抜け、アルゼンチンロックの要、チャーリー・ガルシア作「salir de la melancolia」をモダンに力強く歌い上げる。“カンドンベ・ジャズ“なる疾走感ある躍動的なインスト曲から静かで優雅な曲、掛け合うヴォーカル曲まで絶妙にブレンドされた、早くも名盤入りさせたい傑作の誕生です!

また、熱心なアルゼンチン音楽ファンなら唸ってしまうアーティストが参加しているのも見逃せない。カルロス・アギーレ、アカセカトリオの3人(フアン・キンテーロ&アンドレス・ベエウサエルト&マリアノ・カンテロ)、ルナ・モンティ(キンテーロの奥さん)、フェルナンド・シルヴァ(アギーレ・グルーポのベーシスト)、フランシスコ・ファットルーソ(巨匠ウーゴ・ファットルーソの息子)、パブロ・ヒメネス...など、
さらにアートワークは、写真家マリア・ビルバが手掛け...といったかなり豪華な顔ぶれ。いかにフアン・パブロ・ヂ・レオーネが愛されているかも感じとれる、2012年早々素晴らしいアルバムが届きました!

●Juan Pablo Di Leone / Sin Palo  2.000円(在庫×)


最後に、
2011年春、アルゼンチンへ行ったときに実際、フアン・パブロ・ヂ・レオーネの演奏を観てきました!(ゲスト参加で名前がクレジットされておらず帰ってきてから知りました)。
その時は、低音の(たぶん)バス・フルートで「milonga gris」を演奏、ピアノは今回入荷CDのアギーレさんではなく、アンドレス・ベエウサエルトで、フアン・キンテーロ(ギター)、マリアノ・カンテロ(パーカッション)でした、その時撮影してきた貴重映像がこちらです↓どうぞ。
あくまでもフアン・パブロ・ヂ・レオーネさんの紹介であって曲のアレンジはCDと趣が異なります。