Thursday, July 26, 2012

Muchas Gracias Quique Sinesi

長らく入手困難盤だったキケ・シネシさんの2005年の名作が、
ついに日本盤として装い新たな見開き紙ジャケットになり本日再発売!
待ち望んでいた方も多くいらっしゃると思います。

“ある隠れた村の物語” 
●Quique Sinesi / Cuentos de un pueblo escondido 2.300yen (在庫△)

牧歌的に爪弾かれる7弦ギターで心安らぎ、小さなサイズのピッコロギターの音色に胸を躍らせる。ハチドリが羽ばたくようなチャランゴの演奏など、曲により弦楽器が持ち替えられ、目の前で弾かれているようなリアルな感覚で短編映画のように紡いでゆく。キケ・シネシ作曲による研ぎ澄まされた独奏を存分に堪能できるアルバム。
試聴はこちら(ジャケット違い)


気品とクールネスに満ちた2001年の傑作。
art-mode-records オリジナルのドイツ盤わずかに入荷しました。

●Quique Sinesi & Daniel Messina / Prioridad a la emocion  2.300yen
(在庫✕

音楽演奏の旅先ドイツで出会った2人のアルゼンチン人、キケ・シネシ(ギター)とダニエル・メッシーナ(パーカッション)の友情の証。曲によりトロンボーンやサックス、バンドネオンが加わり、ヨーロッパジャズの香りがする艷のある夜のアルバム。ルイス・アルベルト・スピネッタへ思いを寄せて製作された作品でもあり、ラスト曲の最後、嵐の中遠くで響く音の演出に深い意味も感じてしまいます。
試聴はこちら。


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この5月にカルロス・アギーレさんと日本で共演し、初来日を果たしたキケ・シネシさん、その感動の日々を吉本宏さんがwebdacapoで綴られています。アギーレさん、シネシさんのインタビューや映像もありますので、是非ともご覧くださいませ!
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カルロス・アギーレとキケ・シネシ
静かなる熱狂の夢の続き。


そして!
早くもシネシさんの再来日が決定しました!
今回は日本人ケーナ奏者、岩川光さんとのドゥオ。
また新たな展開です。
まだもう少し先なのですが、ツアー全工程発表はこちら。
(おそらく西日本公演はハンモックカフェのみです)
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Quique Sinesi &Hikaru Iwakawa Duo Japan Tour 2012 <12.1 SAT - 12.16 SUN>

Sunday, July 22, 2012

Primer viaje


重厚な扉の先に見える音楽地図。
アルゼンチン・ポサダス出身の作曲家オラシオ・ラプンシナが描き出す旅の序章は
洗練と純朴、ロマンティシズムをまとい、自由な美しさを創造する。
自然からのインスピレイションをクラシカルに感受した名品。

●プラナ / LAS PUERTAS  2.100yen (在庫×)

サンスクリット語で生命やエネルギーを意味するグループ名“プラナ”はピアノ・ヴォーカルにオラシオ・ラプンシナ、パーカッションにエマヌエル・リフェル、そして、注目したいのは、まだ20代らしいオラシオの実息子マチアス・ラプンシナで、サンタフェ州やエントレリオス州で有名な弦楽器職人が造るギター“diego contesti”用い曲の輪郭を浮かび上げる。また彼は曲によってピアニカも演奏しバンドネオンに似た切ない響きを聴かせ、さらにピアノやカリンバも演奏し、アルバム中2曲は作曲もしている才能の持ち主。

このアルバムは、カルロス・アギーレさん主宰レーベル『shagrada medra』からのリリース作品となり、そのレーベルらしい美意識を持ち合わせながら家族のようなあたたかさも感じます。

shagrada medra HP にて2曲試聴できます。

Friday, July 20, 2012

Soundtrack of The Life


ハンモックカフェにて、3度の生演奏を披露していただいたピアニストの中島ノブユキさんが、平成25年NHK大河ドラマ「八重の桜」の音楽を担当されることが公式サイトにて発表されました。中島ノブユキさんの作品『エテパルマ』、『パッサカイユ』、『メランコリア』、『カンチェラーレ』すべてオススメお取扱いしております。

2012年6月8日(金)ハンモックカフェにて開催した
中島ノブユキ『カンチェラーレ』リリースコンサートの動画を一部公開いたします。
どうぞご覧くださいませ。 

●中島ノブユキ / 春の庭
 

Tuesday, July 10, 2012

Bichofeo

南米に生息している鳥“キバラオオタイランチョウ”のことを
アルゼンチンでは“ビチョフェオ”と言う名前で親しまれているらしい。
その鳥の声は特徴ある3つの音階を発する。

●ビチョフェオ・トリオ/  bichofeo trio 2.100円(在庫×)

アルゼンチン 国立ラプラタ大学、美術学部音楽科出身、
bichofeo trioの3人は、その鳥のように、
オリジナル曲を中心にオクターブをずらした声のハーモニーが浮遊する
アーティスティックな音作りが素晴らしい。
ナイロン弦ギターのアルペジオや
フェデリコ・アレセイゴールが奏でるピアノも美しく、
モダンに 加味されたフォルクローレも琴線に触れる。
美術学部出身だけあって前衛的な要素もブレンドされた
アート系アルゼンチン・ミュージック。

bichofeo trio HPはこちら、試聴もできます。

近々、7/20(金)アルゼンチン・ラプラタ市にある「Mil9once」にて
ライヴがあるようです。行きたい.....

Saturday, July 7, 2012

The star festival is the seventh night of July

七夕の夜。
ハンモックカフェのバルコニーにて、
満天の星空。

Friday, July 6, 2012

Goro Ito≪GLASHAUS≫with Seigen Tokuzawa Report


ギターの弦音が植物に滴る雫のように潤い、
チェロがウェットな若葉の香りのように揺らぐ。

7月、静寂の雨上がり。
その湿度が“夜の温室”へと誘い、
≪GLASHAUS≫タイトルの意味の1つでもある温室を体感した。

切手にまつわる興味深いエピソードなど
和やかな雰囲気に包まれたトークを挟み
お2人の奏でる叙情的で美しい音色が素晴らしく
深く心に響きました。

オリジナル曲を中心に純度の高い演奏が進み、
夜空が浮かぶ名曲カヴァーの後ダブルアンコールには
伊藤ゴローさんが約10年前にリリースされたムースヒル名義の曲を
大変恐縮でありますがリクエストさせていただきました。
その曲は雪国をイメージした曲らしいのですが、
僕には最新作≪GLASHAUS≫にも共鳴しているように感じ
目を閉じて聴くと七夕が近い夜空に天の川が見えた気がしました。

≪GLASHAUS≫をリリース後、ずっと聴いておりましたが、
縁ありこうしてハンモックカフェで開催できたことを
心より感謝いたします。

伊藤ゴローさん、徳澤青弦さん
スパイラルレコーズ山上さん、金澤さん
平日の雨の中お越しいただいたたくさんのお客様、
本当にありがとうございました!






Sunday, July 1, 2012

early summer

今日から7月ですね。
いつもお世話になっている農家さん「calfarm-kobe」では
早くも夏を感じるヒマワリが満開でした。
そのヒマワリ畑の後ろに見えるハウスではとっても美味しいトマトが
たくさん実っています。
露地栽培では無農薬の夏野菜もぐんぐんと育ち、
ジャガイモもいよいよ掘られていました。
今の季節はこれらの野菜を使ってメニューになります。
お楽しみに!