Friday, January 13, 2012

British folk songs like a embroidery.


鮮やかな色の壁紙の部屋。アーコールの椅子に座り、窓からのどかな田園風景がみえる。小さなテーブルには紅茶とスコーン、ベリージャムやクロテッドクリームが添えられている。いつも笑いのたえない食卓。そんな想像もできてしまう。

●Rachael Dadd / Bite the Mountain 1.890円(在庫×)
CD+糸綴じ36ページブックレット(ライナー・歌詞対訳付)

小鳥のさえずりような歌声と、バンジョー、ウクレレ、ギター、ピアノなど、たくさんの楽器を使い、メロディーの糸で縫い合わせたようなキルト的、ブリティッシュ・ハンドクラフト・フォークソング。
映画「ウェールズの山」で丘に盛り土をして山にしようとする物語もあるように、レイチェルさんの住んでいるブリストルには日本のようなぽっこりした山がないらしく、ジャパンツアーで移動中に日本の山が「かじりたいくらいカワイイ!」と感じたようで“バイト・ザ・マウンテン“というタイトルに。

2010年、2011年、とライヴを体験し、「また会いたい!」と思わせてくれるとってもあったかくてキュートなレイチェルさん。パートナーICHIさんとの楽しい演奏会にもおもわず笑顔。発想と創造力、心から音楽を楽しんで演奏するその姿、そして、自らCDを販売(日本円のやりとりまで)し、幸せを届けたい気持ちがにじみ出た姿に胸打たれました。


上記ライヴ写真は、昨年 姫路ハルモニアさんで撮影させていただきました。


明日1/14(土)は、FOUNDLAND@原宿VACANTでライヴがあります。
東京の方は是非!

レイチェル・ダッド・オフィシャル・ブログ

Wednesday, January 11, 2012

Piano Trio in France


フランスの田舎町へ遊びに来た子供たち。
海を見たジャン・ロットマンの甥っ子マティアス君はいつにもましてご機嫌な様子。
鳥と戯れ、薄紅色の貝殻を拾い、無邪気に走り回った。

そんな甥との楽しい想い出を描写したように快活にリズムを奏で、
愛らしいワルツ「seattle m'etait conte」や、美しいボサジャズ
「bossa lisse」、優しいメロディーラインの「mathias」などを収録。

しかし、当時このレコードをリリースした本当の理由は...

感動のエピソードは封入のライナーノーツで明らかになります。

● Jean Rotman trio / Mathias Job   2.730円(在庫×)

1986年パリで吹き込まれたジャン・ロットマン・トリオの自主制作盤を
プロダクション・デシネさんが奇跡のCD復刻!
全編オリジナル曲で構成されたピアノ、コントラバス、ドラムスの
素晴らしいインストゥルメンタル・アルバム。

ハンモックカフェにも入荷しました。
ぜひオススメです!

Wednesday, January 4, 2012

Beautiful flute note from Argentina.


年始はじめての音楽紹介なので気合いが入りすぎました...
今回長くなるので見たい方だけ見て下さいね(笑)

今年もアルゼンチン音楽から耳が離せない!

スタッカートのきいたクールな演奏から美しく伸びやかな音色まで自在に操るフルート奏者『フアン・パブロ・ヂ・レオーネ』。
フルートだけでなく、ピアノ、ハーモニカ、ヴォーカルまでこなし、一筋縄ではいかない新鮮なアレンジがアルゼンチン音楽シーンに新しい風を吹き込む。

ハーモニカから始まる「esta simple melodia」でアーバンメロウに静かに幕開け。カルロス・アギーレ自身がピアノ参加した「milonga gris」ではフルートの音色が耳を撫でるようにやさしく吹き抜け、アルゼンチンロックの要、チャーリー・ガルシア作「salir de la melancolia」をモダンに力強く歌い上げる。“カンドンベ・ジャズ“なる疾走感ある躍動的なインスト曲から静かで優雅な曲、掛け合うヴォーカル曲まで絶妙にブレンドされた、早くも名盤入りさせたい傑作の誕生です!

また、熱心なアルゼンチン音楽ファンなら唸ってしまうアーティストが参加しているのも見逃せない。カルロス・アギーレ、アカセカトリオの3人(フアン・キンテーロ&アンドレス・ベエウサエルト&マリアノ・カンテロ)、ルナ・モンティ(キンテーロの奥さん)、フェルナンド・シルヴァ(アギーレ・グルーポのベーシスト)、フランシスコ・ファットルーソ(巨匠ウーゴ・ファットルーソの息子)、パブロ・ヒメネス...など、
さらにアートワークは、写真家マリア・ビルバが手掛け...といったかなり豪華な顔ぶれ。いかにフアン・パブロ・ヂ・レオーネが愛されているかも感じとれる、2012年早々素晴らしいアルバムが届きました!

●Juan Pablo Di Leone / Sin Palo  2.000円(在庫×)


最後に、
2011年春、アルゼンチンへ行ったときに実際、フアン・パブロ・ヂ・レオーネの演奏を観てきました!(ゲスト参加で名前がクレジットされておらず帰ってきてから知りました)。
その時は、低音の(たぶん)バス・フルートで「milonga gris」を演奏、ピアノは今回入荷CDのアギーレさんではなく、アンドレス・ベエウサエルトで、フアン・キンテーロ(ギター)、マリアノ・カンテロ(パーカッション)でした、その時撮影してきた貴重映像がこちらです↓どうぞ。
あくまでもフアン・パブロ・ヂ・レオーネさんの紹介であって曲のアレンジはCDと趣が異なります。