Saturday, September 29, 2012

Argentina Report 2012 ①

10月19日まで臨時休業をいただきましてありがとうございます。

成田空港からトランジットを含め約30時間、
南米アルゼンチンに到着しました!
現地時間9月27日の昼頃ブエノスアイレス市内に到着したのですが
今年の初夏(南半球)の気温は予想以上に寒いそうです。

さらっと少しだけ書きますが...
今、ブエノスアイレスは様々な問題を抱え国と市がぶつかりあっているらしく、
この日は大規模で非常に危険な抗議デモで行われるそうなので
その付近には近づかないように遠回りをして早速街の散策へ出かけました。

上記写真はコリエンテス大通りになり、
奥にブエノスアイレスのシンボル”オベリスコ”が見えます。
美しい景観、街の香りや音が何ともいえない旅気分を感じさせてくれます。

ハンモックカフェでも人気のアルゼンチン伝統菓子アルファホール(写真下)は、
現地ではバリエーションや大きさも豊富なので今回もいくつか購入し
これからホテルでいただこうと思っています。
また、去年訪れた時は見かけなかったのですが
スターバックスがいたるところに進出していました。
アルゼンチン発スターバックス的な存在はCafe Martinezですが、
メニューを見るとアルファホールがメインでコーヒーが”ついてくる”....
と言うどれだけアルファホールが重要なお菓子なのかが伺えます(笑)
(写真のように複数の場合はアルファホーレスとなります。)
何軒か下調べしていた店などを回り、初日から少なからず収穫もあり、
夜は21:00からのライヴに2会場行ってきました。
1つは、開放感あふれるCentro Cultual de la Memoria Haroldo contiでの、
市が後援したエドガルド・カルドソのソロコンサート!(CD写真左側)
直前までHP上で告知していなく僕たちも急遽予定に組み込んだのですが
約400人満席でなんと無料!しかしながら、ただ無料だから
来ているのではなく、カルドソが奏でるコンテンポラリー・フォルクローレに
関心があるような方ばかりで、ギターを抱えた熱心なファンや流行に敏感な若者、
そして子供に聴かせたいと思って来た親子も見えました。
安定感あるギターの技と表現力ある歌声は素晴らしく惹きこまれました。
しかしながら同時間開演のカルロス・モスカルディーニのライヴもあり
後ろ髪をひかれつつ途中で退席しその会場であるCafe Viniloへ行きました。
なんと全席ソールドアウト...入れず、残念!このまま帰るわけにも行かず(笑)
遅めの夕食を同じ会場内のカフェでアルゼンチン料理を食し出待ちしていました。
カルロス・モスカルディーニ(CD写真右側)とラミロ・ガージョには
運よくお会いできお話もできました。リリアン・サバにはニアミスで会えず...
この話をすると文章が終わらないのでまたいつか書きたいと思います。

(photo by Nobuhiko Nakamura)

Friday, September 21, 2012

Viaje de Argentina

いつもお越しくださっているお客様ありがとうございます。
今週末22日(土)、23日(日)は通常営業いたします。
臨時休業前の最終営業日となる9月24日(月)のフードメニューは、
なくなり次第終了いたします。
研修旅行から帰国後はすべてのメニューの仕込みをし、
翌日10月20日(土)より通常営業の予定です。
(渡航中に再度お知らせいたします。) 

また今回の旅では、料理のほかにも現地の音楽にも触れたいと思っています。
当店がオススメしている作曲家ギタリスト、Guillermo Rizzotto
(ギジェルモ・リソット)の公演がアルゼンチンであり彼と会いに行ってきます。
国際ギターフェスティバルに6日間出演する彼の姿など、
タイミングが合えばレポートしたいと思っております。
下記は彼のライヴ予定表です。


Sunday, September 9, 2012

Musica Litoral



●Damian Verdun / aguarriba  2.000円 (在庫×)

ボリビア発祥の小型10弦楽器チャランゴ/ロンロコ奏者ダミアン・ベルドゥンの風通しの良いリラクシンミュージック。

アルバムタイトルの『aguarriba』はおそらくagua arriba(上流)の造語であり、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北西へ約300kmパラナ河“上流”の街ロサリオ出身であることも意味していると思います。そんな彼の音楽からは河辺の風景や木陰にまどろむ休日のリゾート地へ行った気分にもなります。行楽シーズンにもおすすめ音楽です。
また、このアルバムには曲により演奏家を招待し Pablo Juarez(ピアノ)やJuancho Perone(パーカッション)、Marcelo Stenta(ギター)など、13名が参加しています。これまでにQuique SinesiやRamon Ayalaなど多数の名手とも共演しておりその経歴からも実力が伺えます。