Thursday, November 14, 2013

Goro Ito 《POSTLUDIUM》 EP


《GLASHAUS》 の その先へ。
ジャンルを越境する音楽家、伊藤ゴローが新たな領域へと歩み進めた”ポストリュード(後奏曲)”。EP限定のジャケット写真には、平出隆氏が1988年に撮影したイングランド南西部の自然地域ランディ島を起用。そのランディ島から風の便りのように届いた美しいサウンドは、パノラミックな情景を映し出し、こういう音楽を聴きたかったのだと私たちの心を満たしてくれる。

本作は、来月リリースされるフルアルバム《POSTLUDIUM》からの先行EP。全国店舗限定(現在7店舗)・ライブ会場限定の販売で、アルバムのメイントラックである「The Isle」のEPヴァージョンに加え、新曲「Luminescence——Dedicated to H.H.」、前作《GLASHAUS》のメイントラック「Glashaus」は、ホールの響きをいかした一発録りになり、ダイレクトに立体的な音像が眼前に浮かび上がります。また、フルアルバムとは演奏メンバーが異なることも魅力。素晴らしい音楽がまた一つ生まれました。

●Goro Ito / 《POSTLUDIUM》 EP

⇒HUMMOCK WEBSHOP

All Composed, Arranged & Produced by Goro Ito

Goro Ito (guitar)
Eiichi Sawado (piano)
Robin Dupuy (violoncello) ほか
Mastered by John Davis (Metropolis Mastering Studios)
Design: Takashi Hiraide


1. The Isle (EP Version)
2. Luminescence——Dedicated to H.H. at Spiral Hall*
3. Glashaus at Spiral Hall*

*Original Recording Format: DSD 5.6MHz 1bit

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【Goro Ito《POSTLUDIUM》スペシャルサイト】

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※ 前作 GLASHAUS も再入荷しました! リンク先はこちら→


Sunday, November 10, 2013

Siete paisajes en Argentina vol.7 "PARANA"


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『Siete paisajes en Argentina』vol.7
雄大なアルゼンチンの自然・食・音楽の写真展
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ハンモックカフェ店内にてアルゼンチンの7各地の風景をお送りしています。

期間 : 2013年11月2日~12月末頃

アルゼンチンの旅では約4500枚の写真を撮ってきました。その中から7各地それぞれ30枚前後選んできました。趣味で撮ってきたといえ皆さまに興味を持って下さりご覧いただいたことに感謝いたします。 写真展の最終回は、本気で住みたいと思った私たちのアナザースカイ。エントレ・リオス州パラナーの風景をお送りします。首都ブエノスアイレスから北西へ約600km、内陸は果てしない草原と湿地帯が広がり、パラナ河沿いの水辺は楽園のよう。アルゼンチンの優しさも感じとれる美しい地方です。今回は33枚展示しています。皆さまのご来店心よりお待ちしております。

”この風景(河)は、我が魂であり、そして永遠に我が魂の意志。空のための無限大の鏡である” J.L.Ortiz


Wednesday, November 6, 2013

2013.11.4. Ulises Conti Piano Solo Report


ご来場下さった皆さまありがとうございました!
また、当日限定の料理もおかげさまで完売しありがとうございました!

ウリセス・コンティは、晩年のビル・エヴァンスの風貌(本人公認)で、21世紀のエリック・サティとも感じ、印象派の意匠も取り入れながら、シュールで唯一無二のエンターテイナーでした。

オルゴールから始まり、ハンモックカフェ史上もっとも小さな音での即興演奏が約10分続いたのち、「Manuel」のメロディーに入っていく瞬間は鳥肌モノの感動でした。彼の各アルバムの冒頭曲は誰が聴いても始まりを告げることがわかる幕開け感があり、自身のムードのために導入部がいかに大切なのかを再認識しました。演奏は『ATLAS』収録曲からの自作曲を中心に節々にユーモアが潜んでいて、にんまりすることも。

また、ハンモックカフェのピアノで、今まで出たことがない音が鳴っていたように思います。それは、テクニックだけではなく、ピアノと友人のように接し、ピアノの声を聞き、一緒に戯れるウリセス・コンティだからこそ出た音色だと感じました。彼の演奏を聴いていて高音部の弱音が”やわらか”なことに、あるピアニストが言っていた言葉を思い出しました。「大きい音よりも小さな音を出すほうが何倍も難しい」ことを。

アンコール曲には、映画サウンド・オブ・ミュージックの劇中歌「My favarite things」を演奏。そのあまりにも美しい演奏に、だれもが心酔したことでしょう。

よほどの音楽好きでない限り、日本盤『ATLAS』が発売されるまでアルゼンチンの音楽家ウリセス・コンティの存在を知っていた人はそんなに多くないと思います。しかし、こんなにもたくさんの日本人に迎えられ、ウリセスさんは感動されていました。日本盤を制作されたレーベルflau、アルゼンチン盤の輸入元、彼の音楽を紹介されている方々や今回の来日に携わっている皆さまに感謝いたします。







右から、flau福園さん、bar buenos aires 吉本さん、Ulises Contiさん、刺繍デザイナーのJazmin Berakhaさん、中正さん、ありがとうございました!