Thursday, February 15, 2018

Wavenir Tour, Spring 2018 Komorebi



深呼吸して見上げる青空と
手をのばして触れる緑の葉。
その間をすりぬける陽の光は
魔法じかけのように美しい。

そんな木洩れ陽のように
まばゆい音のアンサンブルは
私たちの情感へ響き
これからも深く沁み渡るだろう。


新緑が芽吹く季節―
ギタリスト藤本一馬とピアニスト伊藤志宏による 3年ぶりのウェヴニール・ツアーは、これまでの楽曲と新曲のデュオ演奏のほか、サクソフォニスト内田輝が加わるトリオに音を紡ぎ、セカンドステージへとあらたな心象風景を描きだす。
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Wavenir Tour, Spring 2018  Komorebi 

・出演 : 藤本一馬(guitar)  伊藤志宏(piano)
  w/内田輝(sax)

・ピアノ調律 : 内田輝
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4/27 (金)東京 公演 |やなか音楽ホール
・時間 : 18:00 開場 / 18:30 開演
・会場 : やなか音楽ホール ▶ 東京都台東区谷中3-23-8
・予約 : hummock label ▶ メール ticket.info.hummock@gmail.com
      

4/28(土)名古屋 公演 |JAZZ茶房 靑猫

4/29(日)姫路 公演 |姫路文学館 講堂 北館3F
・時間 : 13:30 開場 / 14:00 開演
・会場 : 姫路文学館 講堂 ▶ 姫路市山野井町84番地 
・予約 : hummock label ▶ メール ticket.info.hummock@gmail.com
     「日にち・公演名・お名前・人数・電話番号」の5項目をお伝えださい。



 ■藤本一馬  Kazuma Fujimoto
ギタリスト、作曲家。雄大な自然からの着想、自己の内面を投影した作曲性と独創的な演奏で、これまで国内外のアーティストとのライヴやレコーディング作品への参加に楽曲提供など、多種多様な活動を展開。リーダー作品には、国内の共演者とのアンサンブルを軸に 南米よりCarlos Aguirre、Renato Motha & Patricia Lobato、André Mehmari、Silvia Iriondo、Joana Queirozらを録音に迎えリリース。『SUN DANCE』(2011年) 『Dialogues』(2012年) 『My Native Land』(2014年) 『FLOW』(2016年) 藤本一馬/伊藤志宏『Wavenir』(2014年) また、今年結成20周年を迎えるナガシマトモコとのユニット〈orange pekoe〉では同世代を中心に大きな支持を得ている。2016年4月よりNYに拠点を移し、広いヴィジョンとその音楽性は高く評価されている。


■伊藤志宏 Shikou Ito
https//www.shikoupf.com/
ピアニスト、作曲家。14歳で東京交響楽団とベートーヴェン ピアノコンチェルト三番を共演し、音楽理論は慶応義塾経済学部在籍中に独学で学ぶ。多様な編成で独自の活動を展開し、シンガーからも伴奏者、編曲家としての信頼も高く、トリオやソロなどの作品をリリース。『LADIES & PIANOMAN』(2012年) 『ヴィジオネール』(2013年) 『タペストリア』(2014年) 『毒ある寓話』(2017年) 2013年公開映画の音楽を担当。これまでの活動ユニットには〈Shima & Shikou DUO〉や〈audace〉、バンド ピアニストとして〈オバタラ・セグンド〉と松浦俊夫PRESENTS〈HEX〉など、国内外のツアーに参加。日々耽美なピアノの音色を探求し届けている。

■内田輝 Akira Uchida
http://baroquevoice.tumblr.com/
サックス奏者、クラヴィコード奏者、ピアノ調律師。音楽大学でサックスを専攻。ピアノ調律を習得後、14世紀に考えだされた鍵盤楽器(クラヴィコード)に出会い演奏と製作を行なっている。他、ピアノ調律を通した”音のワークショップ”を全国で開催。ソロ名義作品では ピアノとソプラノサックスによる『OTOTSURE』(2014年)、ピアノソロ『after the rain』(2015年)などをリリース。 AOKI,hayato と haruka nakamura との〈FOLKLORE〉メンバーとしても音楽の旅を続けている。





                 

この Wavenir Tour にて初共演のソプラノサックス奏者 内田輝さんは、昨年HUMMOCK Cafeでの演奏会にソロ出演(クラヴィコード,サックス,ピアノ)と FOLKLORE のメンバーとして出演の他、音のWS開催やピアノ調律師としても関わってくださいました。
こうした感覚は自分たちには珍しいのですが、音楽家でありステージの裏方でもあるような近い感覚で音楽に対する考えを話せる方でもあります。
現在は 鍵盤楽器クラヴィコードの製作も行っており、ひとつ太い芯の通った人間力を感じます。
そういった意味では、形は違えどギタリスト藤本一馬さんとピアニスト伊藤志宏さんとも通じる感覚もあり、これまでWavenir Tourで訪れた場所での数々の胸に響く演奏は忘れることなく、またひとつのヴェールをかけるようにトリオへとあたらしい音が紡がれていきます。

ひとつの出会いや体験が心にもたらしてくれる豊かさ―
思い思いに感じていただけるひとときになりますよう願っています。


ツアー企画・主催:hummock label