Friday, December 7, 2012

2013.1.21.mon "Mateo Stoneman" Acoustic Concert


ブラジルにボサノヴァがあるようにキューバでも囁くように美しいフィーリンやボレロといった音楽が生まれました。首都ハバナの市街地や海岸の美しさにも魅せられた米国の音楽家マテオ・ストーンマンは、今ではキューバ人よりもキューバ人らしいといわれ街の人にも愛されているそうです。

やさしくリネンのような自然の風合いを感じる歌声、
ハバナの海岸から的形の海岸へ、
美しきフィーリンの香り漂う音楽が届きます。

1stアルバムはハンモックカフェでも約1年前に紹介して以来
いつか彼の美声を生で聴いてみたいと思っていました。
その彼が2ndアルバムをリリースし待望の初来日を果たします!
ハンモックカフェでは暖かな店内にてギターと
関西で唯一のピアノの演奏もあり
優しくロマンティックな一夜になることでしょう。
皆さまのご予約心よりお待ちしております。

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【"Mateo Stoneman" Japan Tour 2013】 初来日 姫路公演

日時:2013年 1月 21日(月)

出演:マテオ・ストーンマン (ヴォーカル・ギター・ピアノ)

BGM:丸山雅生(disques dessinee/production dessinee)

料理:当日限定料理やドリンクを数種ご用意いたします。

会場:ハンモックカフェ店内

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マテオ・ストーンマン・ジャパンツアー特設サイト

●dacapoにて吉本宏さんのコラム
『Mi Linda Havana / マイ・ビューティフル・ハバナ』マテオ初来日!
マテオ・ストーンマンの音楽は、聴く人みなをキューバへといざなう。

マテオ・ストーンマン_ スペシャルインタビュー

●HMV Quiet Corner vol.8 にて紹介されています。


【紹介】

かの「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバー達を交えて吹き込んだ2004年のデビュー作『マテオ』が本国アメリカでは5万枚を越えるセールスを記録し、ここ日本では「プロダクション・デシネ」よりリリースされ、静かに人気を集める米国の男性SSWマテオ・ストーンマン。前作からは約9年ぶりのレコーディング作品となる新作『マイ・ビューティフル・ハバナ』の完成を記念して、遂に初の来日アコースティック・ソロ・ツアーを行います。彼の本来のスタイルである“弾き語り”で聴かせる澄んだ歌声を、是非"生"で体感してみて下さい。


【プロフィール】

マテオ・ストーンマン (Mateo Stoneman)
ニューハンプシャー生まれ、現在はロサンゼルスとキューバを行き来して活動を続ける男性SSW。アメリカンドリームを夢見て移住したL.A.では窃盗容疑で全てを失い服役。その時、ラテン音楽の素晴らしさに目覚め、スペイン語で歌い始めた頃から彼の人生は一変。出所後は、LAのストリートを中心にライブ活動を続け、『The Cuanto Cuesta Show』(ラテン系の「アメリカン・アイドル」的人気オーディションTV番組)に毎週出演した事や、その興味深い経歴が大手新聞各誌で紹介されるようになり、一躍誰もが彼のことを知るようになる。その甘く繊細な歌声と美しい旋律で奏でられるボレロは、一聴で聴く者を虜にしてしまうほどに魅力的で唯一無二。


【ディスコグラフィ】

●『マテオ (Mateo)』 2.415円(写真中央) (在庫×)
 マテオの歌声の魅力、エスプリのきいた名作1stアルバム。試聴

●『マイ・ビューティフル・ハバナ (Mi Linda Havana)』2.415円 (在庫×)
 ピアノで紡ぐ2ndアルバム、愛でる美しきキューバ音楽。試聴

●『マテオ (Mateo)』 *限定アナログ盤LP (未入荷)



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<ご予約・問い合わせ先>  12月7日より受付開始
メール hummockcafe0525@yahoo.co.jp  (24hs受付)
電話 079-254-1400 (12:00~22:00定休日除く)

予約方法
   ↓
●お電話・メール・店頭にて受付(全席指定)
  ↓
●お客様のお名前フルネーム・人数・連絡先(携帯)電話番号をお伝えくださいませ。
(未就学児童の入場は事前にご相談下さいませ)
   ↓
●メール予約の方は送信後2日以内に返信いたします。
  ↓
予約完了


※ツアーフライヤーや公式ツアー案内サイトでは「※ 当日のお席は先着順となります」と表示されておりますが、姫路ハンモックカフェ公演においては、「全席指定」となりご予約順に前列中央席から指定させていただきます。何かご不明な点がございましたら些細な事でもお気軽にお問い合わせくださいませ。


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Thursday, December 6, 2012

Fruit Labels Calender 2013

いつも素敵なデザイン&ユーモアで心に潤いをもたらせてくれる
ARGYLE DESIGNさんから2013年版フルーツシール・カレンダーが届きました!
昨年の南米アルゼンチンから今年は舞台を移しヨーロッパへ。
エッフェル塔をモチーフにフルーツシールが楽しそうです。
よく見るとルノー・サンクにキャトル、シトロエンDSがくぐっている!?

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フランスのマルシェから。
フルーツシール・カレンダー

“風にはためくトリコロールの鮮やかな彩りのように、
街角のマルシェには様々な色と形の果物が並ぶ。
フランスから届けられた 12 のフルーツシールが
あなたのもとに Bonheur〈幸福〉を運びます。”(© Argyle Street)

WORLD WIDE WONDERLAND FRUIT LABELS ISSUE; CAL:2013
SOUVENIRS DE FRANCE

吉本 宏 Hiroshi Yoshimoto / selection, copywriting
宮良当明 Masaaki Miyara / selection, ad and design

紙質_ マットコート紙 220kg | サイズ_ ポストカードサイズ(100mm×148mm) |プリント_ 両面フルカラー オフセット印刷 | 7枚セット(表面・裏面・12ヶ月分)帯カヴァー付き(トレーシングペーパー キュリアスTLクリア 87.5kg)、PP袋、フルーツシール

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●カレンダー単品 920円(税込)(在庫✕)

●カレンダー+木製スタンド 1.350円(税込)(在庫:受注生産)

毎年年末に作っているハンモックカフェオリジナルスタンドは
これまでにたくさん方の元に旅立って行きました。ありがとうございます!
今年は受注生産になります(オーダー後制作のため納期約1週間)。
昨年のスタンドの画像など詳細はコチラへどうぞ

<通販ご希望の方へ>
カレンダーのみの場合、通常ヤマトメール便送料80円
スタンドセットは、letterpack送料350円になります。
通販方法はこちら→HUMMOCK Cafe Online Shopping



Wednesday, December 5, 2012

Dialogues “対話”


作曲家・ギタリスト藤本一馬さんの新作2ndアルバム。
いよいよ本日発売です。

あまりにも美しくこの音楽をうまく表現できないのですが、
昨今の素晴らしき音楽ムーヴメントを象徴しているように思います。

インストゥルメンタルの対話。それは心が通じ合う音楽家同士でなくては
成し得ない言葉の垣根を越えて呼応する音楽の軌跡。
北村聡(バンドネオン)、カルロス・アギーレ(ピアノ/ヴォーカル)、
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート(ヴォーカル)、
それぞれの対話が音楽で紡がれる友情の物語。
出会うべくして出会った場所が日本であり、
地球の真裏であるアルゼンチンやブラジルの最極端の音楽家との邂逅は、
とても優しい響きを内包したピュアな音楽を産み出しました。
何も難しくなく心で感じるままに耳を傾けてみてください。



↑↑↑↑↑
ダイジェスト試聴になります。


●藤本一馬 / Dialogues(ダイアローグス) 2.625円 (在庫△)再再入荷!


1. The Pledge Of Friendship (Kazuma Fujimoto) feat. Carlos Aguirre
2. Festivo (Satoshi kitamura)   feat. 北村聡
3. Mundo Adentro (Renato Motha/Kazuma Fujimoto)  feat. Renato Motha & Patricia Lobato
4. まだ見ぬ風景 (Kazuma Fujimoto) feat. Carlos Aguirre
5. 空のように (Kazuma Fujimoto) feat. 北村聡
6. My Native Land (Kazuma Fujimoto)  guitar solo

Personnel:
藤本一馬/ Kazuma Fujimoto: Guitar
Carlos Aguirre: Piano (M1 & 4), & Vocal (M4)
Renato Motha & Patricia Lobato: Vocal (M3)
北村聡 / Satoshi Kitamura: Bandoneon (M2 & 5)
工藤精/ Kudo Show: Acoustic Bass (M3)
岡部洋一/ Yoichi Okabe: Percussions (M3)



【dacapo web magazine 】
『Dialogues』デュオ演奏をベースに新しい世界へ。
ふたりで親密な対話をするような藤本一馬さんの優しい音楽。


【藤本一馬オフィシャルサイト】

【リリース元NRTオフィシャルサイト】

Wednesday, November 28, 2012

Antonio Loureiro "Só"


人間と自然、文明と野生を往来するミナスで育まれた才能が開花した、天才音楽家アントニオ・ロウレイロ。彼の音楽を聴いた瞬間、ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーを想い起こした。それは綿密に考えられたモダニズム建築のように大胆な音に聴こえたから。ピアノ、ベース、ドラム、ヴォーカル、ギターを多重録音していることも建設的に感じたからでしょうか。鋭い洞察力と先見の明ある歌詞に知性をちりばめ構築してゆき、アルゼンチンからゲストもあり、ディエゴ・スキッシ・キンテートの バンドネオン奏者、サンチアゴ・セグレトや、アカセカ・トリオのピアニスト、アンドレス・べエウサエルトも参加しており、国の垣根を悠々と超えて質の高い音楽が創造されていることに、音楽を愛するいちファンとして素直に悦びを感じます。日本盤として歌詞・対訳付で発売された素晴らしい作品。来日待望!

●Antonio Loureiro / Só  2.415円 (在庫△)再入荷

詳細は下記2つのリンクにて。是非読んでみて下さい!

【NRT】リリース元 NRTオフィシャルページで試聴できます。 

【dacapo】底知れぬブラジルの音楽シーンを象徴する、若き才能の驚くべきCD。


そういえば彼のキャリアをスタートさせたブラジル、ミナス・ジェライスの州都
ベロ・オリゾンチにもオスカー・ニーマイヤー建築の教会があるそうです。
青年時代ロウレイロはその教会が建つ美しい湖畔で過ごしていたとのこと。

Tuesday, November 27, 2012

Noche en Buenos Aires / AR 2012 ㉑



ブエノスアイレスの夜。
早くても21:00頃、遅い時間では24:00頃から毎日様々な場所でライヴが行われています。おそらくは整備工場か倉庫を改装したCAFFは大所帯が演奏できる大きな会場で魅力的なアーティストが出演しています。上記写真のように初めてではちょっと躊躇する入口ですが、入ってしまえばなんともありません(笑)。タルタやピッツァなどアルゼンチンらしい軽食やもちろんキルメスビールもあり、丸テーブルが整然と並んでありしっかり着席してライヴを堪能することが出来ます。
昨年はこの場所でプエンテセレステのライヴを生で体感して彼らのパフォーマンスに圧倒されました。そして今年は以前から観たかったセシリア・サバラのライヴがあり、”Ciclo(シクロ)”と言われる毎週決められた曜日に連続で出演する形式の最終回(9月30日)に行くことができました。
セシリア・サバラは、キケ・シネシに師事しギターの技術を磨いたシンガーソングライターです。彼女にしか歌えないであろう起伏あるオリジナル曲や、グッと心を掴まれるメロディーに美しい歌声。決して素通りさせてくれない音楽なのです。
水玉のキュートなスカートに7弦ギターで登場し、そのルックスと相まって歌唱力とギター演奏が素晴らしく、時折見せる優しい笑顔にも胸を打たれました。そしてシークレット・ゲストがYUSAなんてブエノスアイレスでしか出来ない夢の組み合わせ(前週のゲストはなんとカルロス・アギーレさんだったそうです!)。ライヴはすべてのアルバムから演奏していましたがその中から僕の好きな曲でもある2ndアルバムより"Vientre"をどうぞ。


セシリア・サバラのソロ名義の全タイトル入荷しました。左から...

●1st  : Cecilia Zabala / Aguaribay (1曲video crip付)2.100円(在庫×)
●2nd  : Cecilia Zabala / Pendiente  2.100円(在庫×)
●3rd  : Cecilia Zabala / Presente Infinito 2.100円(在庫✕)

1stアルバムからは、youtubeに"Aguaribay"のキケ・シネシさんとの貴重な
ライヴ動画がありました。シネシさんはこのアルバムにも1曲参加しています。
3rdアルバムからは"Migajas"をどうぞ。

Cecilia Zabalaオフィシャルページ



●Rogerio Botter Maio Trio / Sobre O Silencio  2.100円(在庫✕)

もう1枚、こちらはアルゼンチン滞在中にあったブエノスアイレス州ラ・プラタのジャズフェスティバルに出演していたブラジルのベース奏者、ホジェリオ・ボッテール・マイオのトリオ作品。
この日はギジェルモ・リソットに会うべくサンタフェ州ロサリオにいたため約350km離れていたこともあり観に行かなかったのですが、帰ってきてからご紹介したかったアルバムが届きました。
彼のHPをみると、この作品にも参加していたんだと思ったり、様々なミュージシャンとのセッションもしていたり新たな発見にも嬉しくなります。内容はホベルト・メネスカル本人が参加した1曲以外すべてオリジナル曲で構成された美しき佇まいのコンテンポラリー・ブラジル音楽。カルロス・アギーレも2曲アコーディオンで参加しアルゼンチンとの架け橋になるようなアルバムです。音楽性とイメージが重なる美しい調度品のようなジャケットは、贅沢にもアンドレ・メマーリによる撮影写真です。上質なインストゥルメンタル音楽を探している方にも強くおすすめします。
こちらで全曲試聴できますので是非聴いてみて下さい!

(photo by Nobuhiko Nakamura)

Friday, November 23, 2012

Siete paisajes en Argentina vol.1 11/23~12/30



本日、23日から写真展の第1回が始まります!
ようやく、さきほど貼り終えました。

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『Siete paisajes en Argentina』
雄大なアルゼンチンの自然・食・音楽の写真展
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12月30日まではキケ・シネシさんの写真を中心に展開し
カルロス・アギーレさんの自宅で行われた『Andando』の
レコーディング風景と、とりまく自然。
シネシさん自宅近くのルハンの街や教会などです。
はじめて見られる方でも分かりやすいよう
すべてに短く説明を書いています。

昨日のブログにてご案内させていただいた
限定コーヒー『ブエノスアイレス農園ゲイシャ品種』や
いつも通りのメニューも、もちろんご用意して
皆さまのお越しをお待ちしております!


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12月9日(日)キケ・シネシ&岩川光ライヴ
予定人数に達し満席となりました。
ご予約いただいた皆さまありがとうございます!
これからのご予約はキャンセル待ちとなります。

また、名古屋より東の方は当店以外にも会場がありますので
各会場お近くの方、ぜひいらしてください。
岩川光さんは来年からアルゼンチンへ移住されるそうなので
今回のキケ・シネシさんとのジャパンツアーはお見逃しなく!
青森から始まり山形から東京など9公演各地を巡ります。
↓↓↓↓↓
Quique Sinesi & Hikaru Iwakawa Duo Japan Tour 2012

Sunday, November 18, 2012

Aioi Oystar

牡蠣の季節ですね。
先日の定休日に毎年いつもお世話になっている
相生の岩本水産へ行ってきました。

19日(月)からパスタが新メニューになり、
その牡蠣を使ったパスタが加わります!

新鮮な牡蠣はそのままでももちろん美味しいですが、
今回は贅沢にも季節の緑野菜と共にペースト状にし
タリアテッレに絡めて牡蠣の旨みをご堪能いただけます。


Saturday, November 17, 2012

Nuevo musica argentino ,tango, jazz

深まる夜の音楽鑑賞におすすめ。
アルゼンチンのピアニスト率いるアンサンブル2タイトル。

●Diego Schissi Quinteto / tipas y tipos - en vivo en cafe vinilo 
                                                                2.000円(在庫△)

躍動と叙情が交錯する舞台劇を観ているかのような ドラマティックで先の読めない展開と圧倒的な迫力、そして穏やかな曲はストリングスも美しい。ディエゴ・スキッシ・キンテートはピアノとバンドネオン、ヴァイオリン、コントラバス、ギター、の5人編成を基本にゲストを迎え、アルゼンチンでしか生まれないであろう多彩で美しい独創的な タンゴ~ジャズ~フォルクローレを昇華した インスト主体のオリジナル曲。いつもながら装丁も凝った作りのCafe Viniloのライヴ盤CDシリーズ。今回のジャケットは窓が切り抜かれボタンが縫われています。たっぷり71分22秒収録。


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●Hernan Jacinto  /  LUA 1.900円 (在庫×)

煌びやかなピアノやサックス、トランペットの音色がロマンチックでクール。現在進行形アルゼンチン ジャズ シーンの貴公子エルナン・ハシント。7:30かけ ゆったりとたゆたうピアノ「Lua」やスウィンギーな「Arenales Blues」、メロウで美しい チャーリー・ガルシア作「Cuchillos」など、エモーショナルで都会的なインストゥルメンタルが連なる。彼の初となるこのアルバムでは作曲とピアノ、パーカッション、ジャケット写真も自身で担当するマルチな才能を持つ。若くしてこれまでにルイス・アルベルト・スピネッタや、ペドロ・アスナール、アカセカトリオ、カルロス・アギーレなど著名な音楽家と共演経験も多数あり今後の動向に目が離せない。

試聴はこちら。
Hernan Jacinto My Space

9月ブエノスアイレスで彼のライヴも体験してきました。
下記写真ブレてしまいましたがかなり男前でしたよ!
その後CDにもサインしていただきました。
美形な上に気さくに話してくださいました。
(photo by Nobuhiko Nakamura @ Virasoro Bar, Palermo, BuenosAires)

Tuesday, November 13, 2012

Siete paisajes en Argentina / AR 2012 ⑳


11月23日(金)~ ハンモックカフェにてアルゼンチン写真展が始まります!
今回の旅ではの多くの写真を撮ってきました。
各地方別に厳選ご紹介していきたいと思っています。

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『Siete paisajes en Argentina』
雄大なアルゼンチンの自然・食・音楽の写真展
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(通常営業のためご飲食オーダー要)


●第1回目(11月23日~12月末まで)は来日を控えたキケ・シネシさんにまつわる写真と、11月24日に発売されるコンピレイションCD『bar buenos aires』第2弾を記念して、そのCDの収録曲であるカルロス・アギーレ&キケ・シネシ"Andando"@パラナーのレコーディング写真なども展示いたします。

そして、2013年から約1ヶ月周期で...

●首都ブエノスアイレス
●ブエノスアイレス州ティグレ
●サンタフェ州ロサリオ
●チャコ州レシステンシア
●ラ・リオハ州ラ・リオハ
●エントレ・リオス州パラナー

と、半年ほどかけて“アルゼンチンの7つの風景”をテーマに写真展をハンモックカフェ店内にて開催します(街の順番や期間は後日掲載)。
ぜひ、この機会にご覧いただき、店内の音楽を感じながら、ご飲食を穏やかに楽しんでいただければ、とみなさまのお越しをお待ちしています。


Sunday, November 11, 2012

bar buenos aires ~Viento,Luz,Agua


11月24日(土)『bar buenos aires』第2弾
~Viento,Luz,Agua(風,光,水)~ コンピレイションCD発売!


おそらくこのブログをよく読んでくださっている方には
もうおなじみかと思います。
昨年に発売したbar buenos airesコンピレイション第1弾は、
カルロス・アギーレに捧げるというコンセプトのもと、
彼の創り出す音像風景と共鳴する才能溢れる
アルゼンチンの音楽家による美しい音楽を収録し、
初来日時の感謝も込めたメッセージ性のある
”友情のアルバム”のようにも感じました。

今回の第2弾は、サブタイトルにある~風,光,水~と題し、
アルゼンチンを起点に、世界へ飛び立ち
ブラジル、イタリア、ノルウェー、スウェーデンなど
カルロス・アギーレの音楽と共鳴する瑞々しくも美しい
世界のナチュラルな音楽が連なっています。
そして、ラスト曲にはアギーレ&シネシ"Andando"の新録を独占収録!
詳細はこちらをご覧下さいませ。

●V.A / bar buenos aires~Viento,Luz,Agua  2.400円(在庫△)再入荷


また、12月末(最終営業日)までに、
ハンモックカフェにてご購入(通販含む)のお客様には
この作品にまつわるアルゼンチンでの写真
(4枚入り/photo by Nobuhiko Nakamura)を全員にプレゼント。

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12月22日(土)現在
店頭・通販にてご好評いただき嬉しい限りです。
ご購入下さった方ありがとうございます!

全曲解説と関連作品と合わせ
HMV onlineで特集が組まれました。

僭越ながら推薦コメントを寄稿させていただきました。
素晴らしい方々と共に恐縮ですが是非ご覧くださいませ~
↓↓↓↓↓
バー・ブエノスアイレス ~風、光、水 





Saturday, November 3, 2012

Tarde de invierno


この季節になると、いつストーブを出そうかと思います。
昼間は穏やかな気候で窓を開けていると
時折吹く冷たい秋風がもうすぐ来る冬を気づかせてくれます。
休日の午後、ブランケットで暖をとっていると
マノロ・フアレスの"Tarde de invierno(冬の午後)"が聴こえてきました。
目を閉じると純白に化粧された山や美しい冬景色が広り、
踊りたくなる軽快な"Aschpa Sinchi"で楽しくなったり、
ヴィニシウスのユーリディスのワルツをイントロに引用した
" Badenes"ににんまりしてしまったり、
"La nochera"のピアノソロの音色にうっとりしているともう陽が沈んでいました。
こんな感じで音楽を聴いて時間が過ぎてゆく...
音楽はいつも空想の旅へと誘ってくれます。
今日は"冬景色"を感じたから今年は少し早くストーブの出番が来そうです。

●Manolo Juarez & Daniel Homer / Quarteto 1.700円  (在庫×)

アルゼンチン・コルドバ出身、ブエノスアイレス在住、
作曲家ピアニスト、マノロ・フアレスのMDRからの2008年カルテート作品。
ピアノ中心の全編インストゥルメンタル。
1960年後半頃からトリオで活動し現在まで15枚以上の作品をリリース。
交響曲やバレエ、演劇、映画音楽も手掛け、
2003年にはブエノスアイレスにある南米屈指の劇場コロンにて
ピアノソロ演奏したライヴCDをMDRから発表。
75才になる現在もコンサートを開催している御大。
教育分野ではラプラタ大学でクラシック音楽作曲の教鞭をとり、
中南米各地へ講演にも行っているそうです。
また、当時若いミュージシャンが演奏する場所がなかったことから
1957年に発足されたアルゼンチン若手音楽家協会
(現在CUDA)の創立メンバーらしく、
コンテンポラリーなアルゼンチン音楽が紹介されている現在、
このアルバムも仲間入りしてほしいと願います。
アルゼンチン音楽とジャズの架け橋にもなるような作品です。


アルバムから"Aschpa Sinchi"を1曲どうぞ。 ↓↓↓↓↓

Monday, October 29, 2012

Encuentro de Musica / AR 2012 ⑰

キケ・シネシとギジェルモ・リソット。
お互いの事はよく知っていたようですが1度も会ったことがなかった2人。
10月14日ブエノスアイレスにてGuitarras del mundoの
クロージングフェスティバルに出演し初対面。
なんとその場に立ち会うことができ、2人の音楽を知っているだけに
グッとこみ上げるものがありました。
(photo by Marico Nakamura(HUMMOCK Cafe))


アルゼンチンでお会いした音楽家も参加している作品、
僅かですが入荷あります。
1タイトルの枚数が少ないため
合わせてご紹介させていただきます。


●AVANTGARDE Buenos Aires 1.900円 (在庫×)
キケ・シネシ作曲ギター参加のニューグループ
AVANTGARDE Buenos Aires″の
ACOUA Recordsより今年8月にリリースされた最新アルバム。
ギター、コントラバス、バンドネオン、パーカッションの
4重奏によるベルリン・タンゴがテーマの知的冒険音楽。
シネシさん曰く、来日直前の11月に
ブエノスアイレスでリリースライヴを行うそうです。

●Sinesi - Moguilevsky / Solo el rio 2.100円 (在庫×)
キケ・シネシ、マルセロ・モギレフスキがギターと管楽器で河辺の情景を描き
息の合う2人しかできない演奏にいつしか心穏やかになる。
最低限の線のみで水草を描き瑞々しさを表現した
ジャケットアートワークとも共鳴する2006年作品。
La magia esta dentro tuyo

Quique Sinesi / Danza sin fin 1.680円 (在庫×)
Guitarras del mundo 15番。
1998年キケ・シネシ作 美しい名曲の連なり、
今や説明不要の傑作。



Gustavo Mozzi / Matine  1.600円(在庫×)
作曲家ギタリスト、グスタヴォ・モッシの映画音楽的でエレガントなアルバム。
タンゴやミロンガ、カンドンベのリズムをドラマティックに仕立てる。
カルロス・アギーレ ピアノ&アコーディオン参加「Siriri」収録。
2005年の現在入手しにくいアルバムです。

Lilian Saba / Malambo Libre 1.700円(在庫×)
女性ピアニスト、リリアン・サバの軽やかで美しい2003年作品。
パーカッションはフアンチョ・ペロネ。
カルロス・アギーレ アコーディオン参加「Ausencias」収録。

●Lucho Gonzalez y Carlos Aguirre / Tejido a mano 1.500円(在庫×)
チリ出身作曲家ルチョ・ゴンサレスとカルロス・アギーレの1990年作品。
若き日の2人。その時代の空気感をとじ込めたギターと電子ピアノが
浮遊する美しきフュージョン。3曲目にルイス・バルビエロもフルート参加。

●Guillermo Rizzotto / Solo guitarra 1.500円(在庫△)
ロサリオのレーベルe(m)rからリリースされた
アルゼンチンオリジナル盤2006年作品をロサリオで見つけました。
昨年運命的な出会いになったこのアルバム。
現在入手困難のため貴重です。

Pablo Juarez / Sumergido 2.000円(在庫✕
ギジェルモ・リソットの同郷の旧友でもあるピアニスト、パブロ・フアレスの
2011年作品再入荷。風のようにたなびくピアノとフルートがメインの
美しいアンサンブルは彼の故郷ロサリオの情景を思い起こす。
パブロ曰く「僕はこれからもリトラル音楽を書きつづけるよ」と
その誠実な姿勢に感服しました。「El caminante

Cecilia Pahl / Corochire 2.100円(在庫×)
コリエンテス州やエントレリオス州パラナーの風景を作曲した
ラモン・アジャラの作品を瑞々しく歌うカンタンテ。
アルゼンチンらしい雄大な美声に包まれる2010年作品。
Luz de Agua のセバスチャン・マッキがピアノ参加。「Corochiré

Sunday, October 28, 2012

October 29 mon


明日、29日(月)は都合により17:00までの営業となります。
何卒よろしくお願いいたします。

アルゼンチンのパナデリア(パン屋)ではチャバタもありました。
写真はハンモックカフェの自家製チャバタパンサンドです。
いつの時間もご提供しております。

メニューリストはこちら。

Friday, October 26, 2012

Souvenirs en argentina / AR 2012 ⑯


音楽続きでしたので...
アルゼンチンで購入してきた雑貨などご紹介。
店頭でも販売しております。


●TRAMONTINA"dynamic"カトラリー 各350円
スプーン (在庫×)
フォーク  (在庫×)
ナイフ   (在庫×)

アルゼンチンで愛されているブラジル製カトラリー。
レストランや宿泊させていただいたお家でも
このメーカーのカトラリーを使っていました。
鍋も包丁も調理器具もTRAMONTINA製品が多かったです。
日本で購入できるTRAMONTINA"polywoodシリーズ"は
コーティングした艶のある質感と、
柄の端が直線カットされているものがほとんどですが、
この"dynamicシリーズ"はポリエステル加工されていない
マットな木の質感があたたかく、
柄の端が丸くカットされているところが特徴です。
ハンモックカフェでも約1年使用していますが
年数を重ねるごとに深みが出てくる
”育てるカトラリー” だと思います。


●マテ壺 950円 (在庫×)
木製のシンプルでころんとかわいい小ぶりタイプのマテ壺。
YERBA MATEを入れボンビージャを差し込みマテ茶を楽しみます。

●ボンビージャ 1050円 (在庫×)
本格的にマテ茶を飲む時必要なボンビージャ。
洋銀製でしっとりした光沢があり、
フィルター部分が分解清掃できるタイプです。


●LA MORENITA社 マテ・コシド/25p入  650円 (在庫×)
コシドマテ茶はいわゆるティーバックタイプ。
マテ壺を使って飲む茶葉のみは
ジェルバ(イェルバ)マテと言うそうです。


●アルゼンチン国旗ピンバッチ 500円 (在庫×)
やや手作り感の味わいある王道形。
1.4cmx2.2cmのちょうどいいサイズ。
金縁された国旗がエレガント。


●パラナー・キーホルダー 500円 (在庫△)
アルゼンチンと言えば牛。
その牛革でエントレリオス州をかたどり
パラナー市のマークがあしらわれています。


●アルゼンチン製手作りニットバッグ  2800円~(在庫×)
エントレリオス州パラナーのFeriaで買ってきたニットバッグ。
そんなに数はないのですが、柄がとてもカワイイです。
是非手に取ってご覧いただきたいです。

Thursday, October 25, 2012

Luz de Agua / AR 2012 ⑮


前回の日記で少し触れていた
Juan.L.Ortiz文化会館に行ったことが伏線であったかのように...
パラナー滞在中その文化会館に行った2日後、
カルロス・アギーレさん宅を訪問させていただいたのですが
「すぐ近くにセバスティアンが住んでいるから会いに行こう」と、
おっしゃって下さり電話をかけてくれたのですが、
「今日Luz de Aguaのメンバーが集まるらしいからライヴ見れるよ!」と、
アギーレさんでも心躍らせ伝えてくれたことからも分かるように
公けにライヴをほとんど行わずメンバーの住んでいる場所も
離れているため全員そろうのも貴重な存在らしい。

とてもストイックに活動を続けているLuz de Agua。そのメンバーは、
セバスティアン・マッキ(ピアノ)
クラウディオ・ボルサニ(ギター・ヴォーカル)
フェルナンド・シルヴァ(ウッドベース)

当店でも約3年前から常に販売し続けているので
おそらくすでにLuz de AguaのCDを持っている方も多いと思いますが...
改めて少しご紹介させていただきます。
Juan.L.Ortizの詩に曲を付けた美しきアルゼンチン音楽の極み。
波紋を広げるような水面のきらめきを感じるピアノと
微睡を感じる切ないヴォーカル、水脈のように低く流れるベース。
静かなるアルゼンチン音楽が多く紹介されるようになり
常に重要作品として紹介されている語り継がれるべき傑作です。
詩集になった装丁も美しいLuz de Agua のCDアルバム。

●ルス・デ・アグア / Luz de Agua  2400yen 

その日セバスチャンの自宅ライヴではマイクを通さずアコースティックで行われ
その美しさに今まで味わったことのない感動や高鳴る胸の鼓動を感じ、
目の前で繰り広げられたものが幻ではないかとすら思いました。
その後、フルート奏者ルイス・バルビエロやアギーレさんも飛び入り参加し...
演奏後すぐに立てるはずもなく、しばらく余韻に浸っていました。

でもこの感動は独り占めするものではないとすぐに感じ、
演奏を一緒に観ていたキケ・シネシさんも曰く
「彼らの音楽は本当に素晴らしい、日本へ行くべきだ」と。
いつか日本で彼らの演奏が観れる日を夢見て、
Luz de Agua を聴き続けたいと思います。


自分たちを除き左より、カルロス・アギーレ、セバスティアン・マッキ、フェルナンド・シルヴァ、ガブリエラ、キケ・シネシ、マウリシオ・グァスタヴィノ、ルイス・バルビエロ、クラウディオ・ボルサニ。


Wednesday, October 24, 2012

Peaceful voice / AR 2012 ⑭

ブエノスアイレスに着いた夜。
最初に観に行ったライヴがエドガルド・カルドソのライヴでした。
カルドソの演奏が始まった瞬間、
満員の会場との距離が一気に縮まった。
それは、大きな会場だということを忘れてしまうほど
そっと傍で歌っているようななじみ深い歌声に魅了されたから。
安定感あるギターの技と表現力を持っているのに
全く押しつけがましく感じない。
ニューアルバム「6 de copas」の曲説明を挟みながら
演奏が進んで行くのですが、とても穏やかな表情で
観客をニンマリさせる話術も楽しく多くのファンがいるのも納得しました。

この「6 de copas」は、そんな彼の魅力がつまった
ユーモア&インテリジェンスなソロ・アルバムです。
プエンテセレステというグループの
ギター&ヴォーカルも担当するカルドソのオリジナル曲と
エントレ・リオス州の詩人Juan.L.Ortizの詩に曲をつけた内容は
アルゼンチン音楽シーンの将来を担う風格が漂います。
友人から届いた手紙を読むような感覚で笑顔になり
気負わず肩の力がすっと抜けるような安堵感が
彼の音楽の魅力だと思います。

●Edgardo Cardozo / 6 de copas   1.900円 (在庫✕)



 会場のCentro Cultural de la Memoria Haroldo Conti

余談かもしれませんが、今回の旅ではエントレ・リオス州パラナーで
Juan.L.Ortiz文化会館へも行きました。
パラナーで最期を過ごし、河の風景について多くの詩を書いたことで
彼の名前が付けられたようです。廃線になった鉄道の駅舎を改装したその文化会館は
珍しいFIAT社の列車の中が案内所になっており、数人の写真展
(偶然にもカルロス・アギーレさんのサウンドエンジニアでありフォトグラファー
Mateo Oviedoさんの写真展示もあり!)や、Juan.L.Ortizの壁画、
Juan.L.Ortizについて話し合うディスカッションルームもありました。



(photo by Nobuhiko Nakamura)

Friday, October 19, 2012

Argentina Report 2012 ⑬


アルゼンチン滞在最終日はブエノスアイレスから西へ約80km
ルハン(Lujan)というなんとも美しいカテドラルがある街へ行きました。
その昔、交通手段がない時代には多くの人が
ブエノスアイレスから歩いて訪れていたそうです。

それは、僕たちがブエノスアイレスからラ・リオハ、サンフアン、
ロサリオ、レシステンシア、パラナー、サンタフェ、と移動距離約4000km
各地を回り、食と音楽を巡礼してきたように感じました。

ルハンからほど近いハウレギという場所にある、作曲家ギタリスト
キケ・シネシさんの家に、ありがたいことに2日間滞在させていただきました。
静かに佇む森やのどかな田園風景が広がる街にはレストランが一つあるのみ、
彼の豊かな音楽性はここから生まれてくるのだと感じました。





ハウレギの自宅にてシネシさんがリクアド(ミックスジュース)を作って下さいました。

今回の旅では、ホテル、友人宅、バス内と宿泊しました。
お世話になった方々には自分たちのつたないスペイン語では伝えきれないので、
キッチンを借りて食事を作ったり日本から持参した
自家焙煎コーヒーを淹れたり一緒に楽しみました。
日本からのお土産も忘れずに。

知らない土地で誰に何を紹介してもらうかで
その土地の印象は大きく変わると思います。
そのことを強く感じた旅でした。
もし人生の中で感動する回数が決められているなら
もうほとんど使ってしまったかもしれません。
それほどに有意義であり寛大な心をもった
アルゼンチンの方々に深く感謝しています。
この旅での出来事について今後は少しづつブログで書いていきます。

そして約3週間臨時休業をいただきありがとうございました。
日本へ帰ってきまして、仕込など準備しています。
明日、10月20日(土)から通常営業いたします。
これからも何卒よろしくお願いいたします。


(photo by Nobuhiko,Marico Nakamura)