Wednesday, June 19, 2013

Guillermo Rizzotto Japan Tour Report

ギジェルモ・リソット・ジャパンツアー同行のため、
店舗休業しておりご迷惑をおかけしました。
本日より営業しております。

昨年アルゼンチンで会ったギジェルモ・リソットにはバスターミナルでの送迎から故郷ロサリオの街を案内してくれて、生家まで招待していただきました。ギターフェスティバル会場のチャコ州レシステンシアやブエノスアイレスでも、友人を紹介してくれて多くの旅の思い出ができました。

そして、初来日となる今回のジャパンツアーでは彼に何か恩返しがしたいと思い、ツアー企画・招聘元インパートメントの稲葉ディレクターにお願いし、出来る限り同行してきました。ギジェルモにとって的確なサポートをできたか分かりませんが、彼と共に過ごした日々は自分たちにとっても大きな意味のある旅になりました。

日本各地で迎えて下さるあたたかい人々。熱心な音楽ファンから幼児まで世代を超えて各会場には多くの人たちが集まりました。小規模な会場だからこそ観客と密接した距離にあり、想いある方々が彼の演奏を一目見たいという一心の皆が家族のような集いでした。その土地の風景とシンクロし毎回異なる選曲と即興を交えた演奏はさすが”情景の記憶”のスペシャリスト。そこには様々な物語があり皆思い思いに聴かれていたことでしょう。


現在住のバルセロナへ無事帰国した彼ですが、今回のツアーは、まだ書きかけのシナリオにすぎず、日本での出来事を吸収し彼の創造から広がる音楽の波紋はまだまだ続きそうです。これからも変わらず見守り応援し続けたいと思います。

岡山公演、東京bar buenos aires公演と北海道美幌公演の写真レポートいたします。

<岡山公演>完全アコースティック演奏が会場に美しく響きました。
<岡山公演>丁寧に曲解説をするギジェルモ。
<岡山公演>最年少参加のお子様も最後にはダンスしてしまうほど興奮。
<岡山公演>moderado music 岡本さんを中心に皆さんと。
<東京公演(bar buenos aires)>「僕たちが好きだから聞いてみて」とバルセロナへ送った一馬さんのCD『SUN DANCE』と『Dialogues』。彼はとても気に入り「いつか日本で演奏することがあれば...」と言っていたギジェルモ。藤本一馬さんと念願の共演を果たし、互いに共鳴していました。
<東京公演(bar buenos aires)>真剣な眼差しで見つめる聴衆。
<東京公演(bar buenos aires)>
<東京公演(bar buenos aires)>皆さんと(稲葉さんと河野さんがいない...)
<北海道公演(美幌)>カヌーで釧路川の川下り。
<北海道公演(美幌)>川の音を聞くギジェルモ、遥か地球の裏側であるパラナ河を思い出していました。
<北海道公演(美幌)>ディレクター稲葉さんとギジェルモ。2人の信頼関係があったからこそのツアーでした。
<北海道公演(美幌)>会場のエコハウスは床がコンクリートで壁一面が木でできているためナチュラルな響き。この会場も完全アコースティックでした。お客さんは床に座り、素足で演奏するギジェルモ。
<北海道公演(美幌)>昼の部終演後、夜の部のための準備中。
<北海道公演(美幌)>親密な夜の部の最後、サプライズの花束。
<北海道公演(美幌)>美幌公演を尽力された『CAFE+ZAKKA 森音』の脊戸さん中村さんと。