Monday, December 25, 2017

蒜山〇餅


岡山の県北に位置する真庭市蒜山。
いわゆる観光地ではない、昔ながらの集落が点在し、空気が澄んだ中国山地の高原。その桃源郷のような場所にて自然栽培で農業を営む夫婦がいらっしゃいます。

"蒜山耕藝"
「自然に逆らわず、自然と調和して生きていくこと」を意味とする屋号に込められた想いは、作物に綿々と愛情が注がれています。そんな蒜山耕藝の高谷ご夫妻が毎年作られている『蒜山○餅』をHUMMOCK Cafe で販売させていただくことができました。

自然栽培で育てられた もち米 を蒜山の湧き水で炊き上げ、加水せず捏ねられた『蒜山○餅』。そのため一般流通されている餅とは米感がことなります。焼きもちにすれば表面は おかき のようにパリッと、お吸い物ではもちもち感がずっと残ります。

※蒜山耕藝さんの詳細はこちら
 http://hiruzenkougei.com/3966

HUMMOCK Cafe 店頭とウェブショップにて販売しています。完売御礼
https://hummock.thebase.in/
年内発送可能の受付12/29(金)まで
年始1/3(金)より通常通り

味わい深く大変おすすめです。


Thursday, October 12, 2017

2017.11.22.wed. Diego Schissi with Satoshi Kitamura Japan Tour 2017 in Himeji

【Report】
Diego Schissi with Satoshi Kitamura 姫路公演ご来場くださった皆さま、ツアー製作・企画元NRTの成田さん、ありがとうございました。鳴り止まない拍手にダブルアンコールがすべてを物語っていた本当に素晴らしいライヴでした。
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彼の名作アルバム『tongos』の由来を聞くとtangoの窮屈なジャンルに広がりをもたせるように生まれた彼なりの造語らしく、「君の音楽はタンゴじゃないよね」と指摘された時に「僕の音楽はトンゴだよ」とユーモアで答えているようです。そんなディエゴさんは時にみんなを和ませる存在の気がして、ずっと笑顔で話してくれました。








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現代アルゼンチン最高峰のピアニスト/作曲家、ディエゴ・スキッシの初来日ツアーが決定。タンゴの伝統とジャズの革新、現代音楽風サウンドスケープが同居する「ポスト・ピアソラ」最先鋭。東京の器楽系シーンで注目を集めるバンドネオン奏者、北村聡をゲストに迎えたスペシャルな3公演(岡山ー姫路ー東京)。

ヨーロッパからの移民由来の叙情的な旋律、アフリカ由来のリズミカルな打楽器的タッチ、北米由来のジャズ要素を持ち合わせたディエゴ・スキッシは、異文化が交錯する世界のどこでもないブエノスアイレスという街で生まれた都会音楽注目の作曲家/ピアニストです。
来日を望まれていた初の日本公演はピアノソロと、ディエゴ自身が彼のために曲を書くほどの盟友、バンドネオン奏者 北村聡 氏を迎えての構成。皆さまとともに生で体験できることを光栄に思います。姫路公演はただ今ご予約受付中です。

Diego Schissi with Satoshi Kitamra
Japan Tour 2017 in Himeji

出演 | ディエゴ・スキッシ(piano),北村聡(bandoneon)
日程 | 2017年11月22日(水)
※ご来場先着順自由席
※40席限定
※当日限定料理も予定しています

◎ご予約先◎(当日席ご用意できます)
HUMMOCK Cafe店頭 または MAIL ticket.info.hummock@gmail.com
※公演名・お名前・人数・連絡先を明記いただき送信。返信メールにて受付完了となります

◎問合せ先◎
TEL 079-254-1400(定休日・臨時休業日を除く9:00~19:00)



ディエゴ・スキッシDiego Schissi (piano)
from Argentina
www.diegoschissiquinteto.com

1969年ブエノスアイレス生まれのピアニスト、作編曲家。自身が率いる五重奏での活動をメインに、タンゴの伝統とジャズのイノヴェーション、現代音楽風サウンドスケープまでを同居させ、新世代タンゴの最も先鋭的な作り手としての評価を確立。12年作『Tipas y Tipos』、16年作『Timba』はともに、この国の最も権威ある音楽賞<ガルデル賞>を受賞、いまやポスト<アストル・ピアソラ>の呼び声も高い。モダン・アルゼンチン・フォルクローレの代表的グループ、アカ・セカ・トリオとの共演作『Hermanos』もリリースするなど、その音楽はもはやタンゴの枠に収まらない。ソロイストとしても、ステファノ・ボラーニやジャキス・モレレンバウムなど、世界的演奏家との共演を展開している。



11/20追記 ライヴ当日の開演前にて
エンパナーダ、車海老のサラダ、アルファホールの限定プレートご用意します


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北村聡 (Bandoneon)
奈良県出身。関西大学在学中にバンドネオンに出会い、小松亮太に師事。アルゼンチンではフリオ・パネのレッスンを受け、オルケスタ・エスクエラ・デル・タンゴで学ぶ。03年バンドネオンの最高峰、レオポルド・フェデリコのジャパンツアーに参加。07年バルパライソで行われた世界タンゴサミット、またミゲル・バルベーロ氏のセステートに日本より招集され、モントリオール国際タンゴフェスティバルに出演。10年オルケスタ・アウロラでブエノスアイレス、モンテビデオのタンゴフェスティバルに出演、好評を博す。11年元ピアソラ五重奏団ピアニスト、パブロ・シーグレルのアジアチームに選抜され、国内はもとよりシンガポールのモザイクミュージックフェスティバル、ジャカルタ国際タンゴフェスティバルでも演奏、成功を収めている。これまでに、鈴木理恵子、店村真積、荘村清志、須川展也、ユンソン、鈴木大介、大萩康司、菊地成孔、川井郁子、夏木マリ、金子飛鳥、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、ビクトル・ラバジェン、いずみシンフォニエッタ大阪、仙台フィル、奈良フィル等と共演。NHK「龍馬伝」、「カーネーション」、「八重の桜」はじめ様々なレコーディングに参加、美しい音色と繊細な表現には定評がある。現在、小松亮太ユニット、オルケスタ・アウロラ、クアトロシエントス、パブロ・シーグレルTJTE、西塔祐三&オルケスタティピカ・パンパ等で活動している。






ツアー主催・制作:NRT(maritmo株式会社)
協力:アルゼンチン大使館ほか
姫路公演主催:HUMMOCK Cafe

Wednesday, October 4, 2017

2018.1.19.fri. Carlos Aguirre Japan Tour in Himeji

【Report 】
1/19 Carlos Aguirre Japan Tour in Himeji
胸に手をあて言葉を選びながら丁寧にお話しされる姿、鍵盤上を軽やかに舞う運指、ささやくような優しい歌声に、初来日のあの日も思い出す親密であたたかな雰囲気のコンサートになりました。

アンコールの即興演奏ではキーボードの音色を変え、ロマンス溢れるメロディにあわせてみんなでコーラス。ゆらぐキャンドルの灯りに、
まるで賛美歌のような美しいひとときでした。
あの場にいた誰もがカルロス・アギーレ・グルーポの一員になったような、
忘れられない一夜になりました。

北は北海道から南は大分まで四国や中国地方、関東方面からも遥々ご来場くださりありがとうございました。そして再び姫路公演を開催させていただきましたこと、
今回のジャパンツアーに関わっている皆さまへ深く感謝いたします。
音楽は人の絆で結ばれてこそ大きな感動が生まれるものだとあらためて感じました。
アギーレさん、大きな愛とかけがえのない想い出をありがとう。
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#carlosaguirrejapantour2018







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自然への愛情と人間的な優しさを
美しい旋律と言葉で描く
音楽の詩人カルロス・アギーレ。

現代アルゼンチン音楽/ネオ・フォルクローレ・シーンの精神的な支柱として、厚い信頼と幅広い支持を得るコンポーザー/ピアニスト/シンガーである彼が、故郷のリトラル地方の作曲家の作品を取り上げ、ピアノ弾き語りで新たな息吹をもたらす「ラ・ムジカ・デル・アグア(水辺の音楽)」ツアーの開催が決定。実に6年振り、誰もが再びの実現を願っていた来日です。

Carlos Aguirre Japan Tour 2018 in Himeji
「La musica del agua」

出演 | カルロス・アギーレ(piano,vocal)
日程 | 2018年1月19日(金
※当日限定料理も予定しています

◎ご予約先◎
HUMMOCK Cafe店頭 または MAIL ticket.info.hummock@gmail.com
※公演名・お名前・人数・連絡先を明記いただき送信。返信メールにて受付完了となります

◎問合せ先◎
TEL 079-254-1400(定休日・臨時休業日を除く9:00~19:00)



Carlos Aguirre カルロス・アギーレ

現代アルゼンチン音楽を代表する孤高の存在にして生ける伝説。ネオ・フォルクローレ・シーンの精神的な支柱として、厚い信頼と幅広い支持を得るコンポーザー/ピアニスト/シンガーそして詩人。

1965年、アルゼンチンのエントレ・リオス州の小さな村、セギーに生まれる。フォルクローレなど郷土の音楽に深く親しみながらも、コンテンポラリージャズやロックにも影響を受け、80年代後半より音楽活動を始める。セッション・ピアニストとして頭角を現した後、2000年代に入り、自身のグループでの活動を開始。 エントレ・リオス州の州都パラナの郊外、パラナ河のほとりに住み、大自然のなかで創作活動を続ける。自身が主宰するレーベル「シャグラダ・メドラ」より「カルロス・アギーレ・グルーポ」名義でアルバムを3枚、ソロ名義でアルバム1枚とピアノ・ソロ作品1枚リリースし、どれもが名作として大きな評価を得ている。特にグルーポ名義での作品は、一つひとつ手描きの水彩画を封入するなど強い美意識とこだわりを感じさせ、もはや音楽を超えたアート作品の域に達している。日本でも一部の音楽ファンから熱烈な支持を得ていたが、CDがほとんど輸入されず、インターネット等で得られる彼についての情報も乏しかったため、知る人ぞ知る伝説的な存在だった。

 2010年夏、カルロス・アギーレが自身のグループを率いて2000年に録音した名盤『クレーマ』の日本盤が正式にリリースされ大ヒット。そして秋には奇跡の初来日を果たし全国ツアーを行い、全ての公演がソールドアウトとなるなど、その人気に一気に火がついた。
2012年2月に5年振りとなるソロ名義のフル・アルバム『オリジャニア』をリリース。同年5月に盟友にしてアルゼンチン屈指のギター奏者キケ・シネシとのデュオで再来日、全国7都市でコンサートを行い、リスナーに大きな感動の余韻を残した。現在は自身のグループ、及びピアノ・トリオでの制作/コンサート活動を行いながら、ソロとしては、自身の出身地エントレ・リオスなどパラナ河流域の作曲家/演奏家の作品を、ピアノ弾き語りで演奏する『ラ・ムジカ・デル・アグア(水辺の音楽)』に取り組んでいる。

2012年 再来日時のレポート
2010年 初来日時のレポート


Carlos Aguirre Japan Tour 2018

1月12日(金) 東京 スクエア荏原ひらつかホール
1月13日(土) 長野 八ヶ岳高原音楽堂 特別公演:Carlos Aguirre & BEAU PAYSAGE
1月15日(月) 福岡 Rooms
1月16日(火) 岡山 蔭凉寺
1月17日(水) 米子 ゆう&えん Qホール
1月18日(木) 大阪 天満教会
1月19日(金) 姫路 HUMMOCK Cafe
1月21日(日) 山形 文翔館 議場ホール

ツアー主催・企画・制作:株式会社インパートメント
コンサート制作・ツアー協力:bar buenos aires / novus axis / resonance music / 株式会社八ヶ岳高原ロッジ / RePublik: / moderado music / Puerto de la musica / HUMMOCK Cafe / yama-bra / PaPiTa MuSiCa / アルゼンチン共和国大使館 / 株式会社ラティーナ



Wednesday, September 13, 2017

COFFEE 2days in Tokyo


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COFFEE 2Days
Hummock Cafe at Hummingbird Coffee
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営業時間|10月1日(日)13:00~18:00 ※16時までの在店となります
     10月2日(月)15:00~24:00 ※終日在店となります

場所|Hummingbird Coffee
東京都目黒区鷹番2-15-22鎌倉荘102号   TEL 03-6451-0455
http://www.hummingbirdcoffeetokyo.com/
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”ハミングバード・コーヒーとハンモック・カフェ”
学芸大学駅近くにある Hummingbird coffee さんにて2日間出張出店させていただくことになりました。店主 吉村健さんが淹れるコーヒーをはじめ、ドリップもお手伝いさせていただき、HUMMOCK Cafe の私たちが焼き上げるタルトケーキやパンによる姫路野菜タルティーヌなど軽食メニューもご用意いたします。
コーヒーでは、秋ブレンドほか数種類の産地の焙煎豆も持参し、Hummingbird coffeeさんの想いのこもった空間でお客さまをお迎えする2日間。素敵なひとときになりますよう。
どうぞお愉しみにいらしていただけたらと思います。


HUMMOCK Cafe
中村信彦・真理子





追記) COFFEE 2Days
Hummock Cafe at Hummingbird Coffee
ハミングバード・コーヒー2日間の軽食メニュー。
日ごろお世話になっている姫路の生産者さんの野菜をマリネにした自家製パンのタルティーヌをご用意します。
焙煎したコーヒー豆数種類、季節果物のタルトケーキも準備して、2日間東京ハミングバード・コーヒーにて皆さまのお越しをお待ちしています。
(姫路的形のHUMMOCK Cafeは休業です。ご注意お願いいたします)


Tuesday, August 22, 2017

2017.11.1.wed. Henning Schmiedt Japan Tour in Himeji

【Report】
Henning Schmiedt 姫路公演ご来場いただいた皆さまありがとうございました。

当日、ピアノを整えていただいた調律師の内田輝さんでしたが、急遽ヘニングさんのリクエストで、ソプラノサックスによる一曲共演するはこびになり地元の民謡「赤とんぼ」を即興を交えながらの嬉しいサプライズ。ヘニングさんがピアノを奏でると幸せに包まれる魔法のような演奏会でした。

終演後のCDサインの長い列には皆さまの心にヘニングさんの音楽が渡りゆく豊かさを実感しました。ツアー企画のflau福園さんをはじめ、案内フライヤーを設置いただいたり携わっていただいた皆さまにも感謝いたします。本当にありがとうございました。










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失われたその景色を取り戻すように
ノスタルジックに奏でられる美しいピアノ。
人柄にじみ出る音色と笑顔に再会する晩秋の夜。

旧東ドイツ出身のピアニストHenning Schmiedt が最新作「schöneweide」のリリースと共に来日します。かつて美しい草原であった東ベルリンの場所Schöneweideにインスピレーションを受けたというニューアルバムの発売を9月に控え、これまでにリリースされた5枚のソロアルバム、そして最新作から珠玉のレパートリーをお送りします。3年ぶり3度目の姫路公演。目の前で響く音とそれぞれの心が自然と通じ合う穏やかなソロ・ピアノは、Henning Schmiedt ならでは。皆さまのご予約、心よりお待ちしています。


Henning Schmiedt Japan Tour 2017 in Himeji

出演 | ヘニング・シュミート(pf)
日程 | 11月1日(水)
※当日限定料理も予定しています

◎ご予約・問合せ◎
MAIL ticket.info.hummock@gmail.com
TEL 079-254-1400
※公演名・お名前・人数・連絡先をお伝えください
※ご来店先着順自由席
※本公演はご予約で定員となり次第、受付を終了とさせていただきます




 Henning Schmiedt / ヘニング・シュミート
1965年生まれ、旧東ドイツ出身のピアニスト、作曲家、編曲家。早くからジャズ、クラシック、ワールドミュージックなどジャンルの壁を超えた活動を先駆的に展開。名指揮者クルト・マズアーも一目置くという個性的なアレンジメントやピアノ・スタイルは、各方面から高い評価を受けている。flauよりリリースされた5枚のソロ・ピアノ作品がいずれもロングセラーを記録中。4度にわたる来日公演は各都市でソールドアウトとなるなど、好評を博している。今年ベルリンのバイオリン奏者Christoph Bergとのデュオ作「bei」を発表、ソロ新作「Schöneweide」のリリースと共に5度目の来日を果たす。




企画・制作:flau



Saturday, August 5, 2017

2017.9.28.thu. "small appetite" vol.9 autumn




【Report】
ドラマティックな演劇を観ているようにめくるめく展開する演奏。
トミと恋人ラウラとのデュオに幸せをおすそ分けをいただいたような、
親密でハートウォーミングなライブになりました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。









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ささやかな季節料理と演奏会 ”small appetite(スモール アペタイト)” 第9回は、アルゼンチンより来日する作詞・作曲家バンドオン奏者トミ・レブレロをお迎えします。ユーモアとインテリジェンスが垣間見える、メランコリーな歌声をのせたバンドネオンの調べ。秋のブエノスアイレスを思い描く、トミ・レブレロ6年ぶりの姫路公演。当日の演奏前は”small appetite”のスタイル、西宮・苦楽園口 ririnonoさんがセレクトされた季節の花をロングテーブルにしつらえ、その日の音楽と寄り添う季節の夕食と珈琲をご提供いたします。ブエノスアイレスへ誘われる秋の夜長をお愉しみくださいませ。

【本公演に寄せて】
私たちが5年前にアルゼンチンへ訪れた際にも、ブエノスアイレスの街を案内してくれたり、お家に招いていただいたりトミにはとてもお世話になりました。そのなかで、ティグレという郊外の水辺の街にある自然学校で開かれた春祭りにバンドネオン演奏するため一緒に誘っていただいたのですが、楽しそうに踊る子供たちと無邪気に演奏するトミに感動してしまいました。また、その場所に辿り着くまでの道中や電車の中でも「トミ~」と声をかけられたり人気ぶりがうかがえたのですが、ストリートミュージシャンに積極的に声をかけたり、音楽を演奏しているすべての人を大らかな気持ちで応援している音楽愛も感じました。人柄がにじみでる彼の音楽は言葉に大切に演奏しているようですが、スペイン語が通じない国では演奏に重きを置き、歌詞がしぜんと姿を現すような演奏を心がけているようです。そんな愛とユーモアを持った彼は、今年も京都音楽博覧会に出演するために来日、そしてジャパンツアーを開催されます。9月、2度目のHUMMOCK Cafe公演、自信をもってお薦めします。



"small appetite" vol.9 autumn

出演 | トミ・レブレロ(vo, bdn, g, ukulele, toys)
日程 | 2017年9月28日(木)
場所 | HUMMOCK Cafe 姫路市的形町的形1864

◎ご予約・問合せ◎
MAIL ticket.info.hummock@gmail.com
TEL 079-254-1400
※公演名・お名前・人数・連絡先をお伝えください
※テーブル付 指定席・予約制


Tomi Lebrero  (トミ・レブレロ)
ブエノス・アイレス出身のバンドネオン奏者/シンガー・ソングライター。オルタナ・タンゴ楽団の創世期に参加したのち、フォルクローレのリズムを基盤に、現在の感覚で、知識ある若者の言葉で、叙情性を感じさせる音楽に仕立ててアウトプット。人柄が滲む独創的なパフォーマンスが多くの共感を呼び、映像プロジェクト”Take Away Show” に取り上げられたり、周辺ミュージシャンへの客演も数知れず行うなど、アルゼンチンの音楽シーンで躍動。いままでに4枚のオリジナル・アルバム、2枚の映画サウンドトラックを制作、日本では傑作選「新観世音 -ヌエバ・カンゼオン」(TAIYO 0009)、ロシア人ヴァイオリン奏者アレックス・ムサトフとのデュオ・ライヴ盤「LIVE ! EN TOKIO」(TAIYO 0027) をリリース。トミ・レブレロが馬に乗ってアルゼンチン中を旅するロード・ムービー「No va llegar」(シロ・ベルセッチェ監督)が映画祭BAFICI (2016) 、MALBA(2017) にて上映。くるり主催の京都音楽博覧会への参加(2014, 2015) を含め今回が5度目の来日。


TOMI LEBRERO - QURULI - "Rock n Roll Honneymoon"

TOMI LEBRERO - No va a llegar ( Trailer película)

Take Away Show #104 _ TOMI LEBRERO

Tomas "Tomi" Lebrero - Siete Días

TOMI LEBRERO, "ON THE SHELF TV TOKYO- JAPAN"


Monday, June 12, 2017

Cafe au lait Base "matogata blend"


6月。無糖のオリジナル・カフェオレ・ベースがついに完成しました!
エチオピア豆を中心に焙煎したフルーティーな "matogata blend"。
初夏の的形より、お届けさせていただきます。
店頭/WEBSHOPにて、ご自宅用、贈り物としてもどうぞ。
(店舗向け卸販売もしておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ)

ラベルデザインはArgyle design 宮良当明さん。
穏やかな風を感じる爽やかな佇まいに、いつも感謝です。


この無糖カフェオレ・ベース用に5月の営業と併行して試作焙煎していました。めざした旨味と香味に近づき、ほっとしています。みなさまの憩いのアイテムとなりましたら幸いです。




Tuesday, May 30, 2017

2017.7.12.wed. "small appetite" vol.8 summer








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ささやかな季節料理と演奏会”small appetite(スモール アペタイト)”第8回は、ギタリスト 鈴木大介 氏をお迎えいたします。全編オリジナル曲の最新作 『12 Etudes for Guitar Solo』  (中島ノブユキ氏主宰SOTTOレーベルより)は、まるで水を得た魚のように五線譜の川を泳ぐギターのアルペジオと、その心地よい幕開けから 万華鏡のごとく音色が変化してゆく作品でした。そのアルバムの楽譜集も出版され、記念のライヴとしての開催です。当日の演奏前後には”small appetite”のスタイル、西宮・苦楽園口 ririnonoさんがセレクトされた季節の花をロングテーブルにしつらえ、その日の音楽と寄り添う季節の夕食と珈琲をご提供いたします。撥弦楽器としての和音の美しさに聴き惚れる、涼やかな夏の夕べをお愉しみくださいませ。


"small appetite" vol.8 summer

出演 | 鈴木大介(Classical Guitar)
日程 | 2017年7月12日(水)
場所 | HUMMOCK Cafe姫路市的形町的形1864

◎ご予約・問合せ◎
MAIL ticket.info.hummock@gmail.com
TEL 079-254-1400
※公演名・お名前・人数・連絡先をお伝えください
※テーブル付 指定席・予約制



Daisuke Suzuki
鈴木 大介

作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。最高水準と言われる武満徹作品の解釈のみならず、これまでに、多くの作曲家からギター協奏曲を含む多くの作品の初演を依頼されている。美術作品からインスパイアされたプログラムにも積極的で、これまでに国立新美術館「オルセー展」、ブリジストン美術館「ドビュッシー展」、都立現代美術館「田中一光展」を始めとする多くの美術展でのコンサートを成功させている。これまでに市村員章、福田進一、尾尻雅弘、エリオット・フィスク、ホアキン・クレルチ各氏に師事。第10回出光賞、第56回芸術選奨新人賞を受賞。 

■Daisuke Suzuki / 12 Etudes for Guitar SoloHUMMOCK WEBSHOP)








楽譜『12のエチュード”12 Etudes”』
出版お披露目ツアー vol.2

7.10(月)福岡 甘棠館show劇場 
7.11(火)松江  DOOR

Sunday, April 30, 2017

2017.5.13.sat.JAKOB BRO SOLO / KAZUMA FUJIMOTO×MASAKI HAYASHI in Himeji

【Report】BRO/KAZUMA/MASAKI Japan Tour 2017 姫路公演

五月の的形。
デンマークの空気をわずかに感じる夜風のなか、星の川をわたるカモメが時折姿を現し、静寂にネイチャーサウンドを響かせていました。
藤本一馬さんと林正樹さんのデュオは、暮れなずむ青い時間に零れ落ちるほど美しい旋律を奏で、ヤコブ・ブロさんは、アンビエントでハートウォーミングなエフェクトを用いたギターソロ。その繊細な音色を聴き込もうとじっと耳を傾ける。観客と音楽家がクワイエットな空間を創り上げ自然音との調和はこれまでにないマジカルなものでした。そして、アトモスフィアを大切にした3人の演奏に、まだ見ぬ音の桃源郷を瞼の裏に見ることのできたかけがえのない一夜となりました。
遥々各地、国外からもご来場下さった皆さま、ヤコブ・ブロさん、藤本一馬さん、林正樹さん、ありがとうございました。







ライヴの翌朝、わずかな時間でしたが姫路観光へ行きました。
『明珍火箸』さんの工房へ訪問し、火箸風鈴の倍音の響きや、チタン鈴の伸びやかな余韻、手打ち鍛造の制作過程など見学させていただきました。音響系の音楽家とも交流の深いヤコブさんは東洋の神秘の音色にとても興味をもっていらっしゃいました。





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HUMMOCK Cafe 15 th anniversary
JAKOB BRO SOLO / KAZUMA FUJIMOTO×MASAKI HAYASHI 
~牧歌的音像風景のゆらぎ、まだ見ぬ音の桃源郷~

”静寂の次に美しい音”をコンセプトにしたドイツの名門音楽レーベル“ECM”から作品をリリースしているデンマークのギタリスト、ヤコブ・ブロが再来日し、藤本一馬 with 林正樹とのジョイントライブが決定しました。ヤコブ・ブロさんはソロギターパフォーマンスを、また藤本一馬さんは新作『FLOW』の楽曲を中心に、作品でも共演しているピアニスト林正樹さんとのデュオ演奏を予定とし、薫風香る五月の的形にてにて開催させていただきます。

ヤコブ・ブロさんの作品のなかでも"スカンジナヴィア神話に登場する農業の女神"を意味するアルバム『Gefion』は、個人的にカフェの閉店後によく聴く愛聴盤で、音数は少なく感じるものの、独特の浮遊感や旋律に心を掴まれる瞬間が幾度と訪れ、穏やかさの中に強い意志を感じいつも勇気をもらっています。そして、日本とデンマーク外交関係樹立150周年を迎える今年、ヤコブさんともハンモックカフェともゆかりのある作曲家ギタリスト藤本一馬さんと作曲家ピア二スト林正樹さんを迎え、三人の個性が融合し、新たな共鳴が生まれることでしょう。


出演 | ヤコブ・ブロ (E.gt)、藤本一馬 (A.gt)、林正樹 (pf)
日時 | 5 月 13 日(土)

◎ご予約・問合せ◎
MAIL ticket.info.hummock@gmail.com
TEL 079-254-1400
※公演名・お名前・人数・連絡先をお伝えください
※先着順自由席 限定50席


ヤコブ・ブロ 
1978年デンマーク生まれ。栄誉ある〈デンマーク・ミュージック・アワード〉を現在まで6度受賞。故ポール・モチアン率いるエレクトリック・ビバップ・バンドに参加し、若手有望株として注目を集めたギタリスト。近年はポスト・ロック的とも言える非ジャズ系空間サウンドを響かせ、絶妙なストーリーを奏でるユニークなギタリストへと成長。様々な音楽の持つアンビエントな質感を自分の中に取り込むことに成功し、そのギターから発せられる不思議なサウンドはそれらを包み込み、美しいサウンドスケープを醸し出す。”静寂の次に美しい音”をコンセプトにしたドイツの名門レーベルECMより『Gefion』『Streams』をリリース。


藤本一馬
ミュージシャンの父の影響で幼少期より独学でギターを弾き始め、ジャズ、南米の音楽をはじめとする広汎なワールドミュージックに親しむ。1998年ヴォーカルのナガシマトモコとorange pekoeを結成。1stアルバムのセールスが35万枚を超え、アジア各国や北米でのCDリリース、ライブ公演など幅広い支持を獲得。その後、初のソロ・アルバム『SUN DANCE』(2011) を発表し、これまでソロ、デュオとして『Dialogues』『My Native Land』『Wavenir』『FLOW』の5作品をリリース。Carlos Aguirre、Andre Mehmari、中島ノブユキ、林正樹、伊藤志宏など様々なアーティストと共演。多様な音楽的造詣を、明敏な感覚により汲みとられた現代性とともに収斂させる陰影を含んだソングライティングは高い評価を獲得している


林正樹
1978年東京生れ。大学在学中の1997年12月に伊藤多喜雄&TakioBandの南米ツアーに参加。音楽家としてのキャリアをスタートさせる。現在は自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などの自己のプロジェクトの他に、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」、「Salle Gaveau」,「Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra」など多数のユニットに在籍。演奏家としては、渡辺貞夫、小野リサ、椎名林檎、長谷川きよし、をはじめ、多方面のアーティストと共演。多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。昨年秋にソロピアノ・アルバム『Lull』を〈SPIRAL RECORDS〉よりリリース。


SONG X LIVE 045
Bro / Kazuma / Masaki  JAPAN TOUR 2017
http://www.songxjazz.com/news/2017/05/275.html
「生まれ育った国も場所も違う3人が目指す音の描写は、“音楽的兄弟”とも言えるくらい近い方法で、音をうかび上がらせる。個性的なレイヤーが重なり合うことよって起こる濃密な融合。名手だからこそ可能な、限りなく繊細でいて心を和ませるような音の対話をお楽しみください。」
(企画元ソングエクスジャズより)



Denmark and Japan - 150 Years
Event Calendar  (リンク先は共にデンマーク大使館サイトです)