Wednesday, May 15, 2024

Carlos Moscardini Japan Tour 2024





Carlos Moscardini 『Manos』


hummock label より2015年にリリースした作品

しばらく在庫切れになっていましたが


25年ぶりの来日、8月に単独初来日となる

Carlos Moscardini Japan tour 2024

にあわせて再プレスしました。


ブエノスアイレス在住ギタリスト作曲家 カルロス・モスカルディーニによる書下ろし曲、スタジオ・ニューレコーディング、名作マスター音源からリマスタリング収録した全曲オリジナル/初の日本盤ヒストリーアルバム『Manos – マノス(手)』。円熟した手の温もりを感じるギター独奏を中心に、女性ピアニスト リリアン・サバとの二重奏、ヴァイオリニスト ラミロ・ガジョ率いる弦楽四重奏のリリカルな調べに心の機微を掴まれる優美なインストゥルメンタル集。


タイトルの『Manos』は複数の手の意味。2012年に訪れたアルゼンチンにてカルロス・モスカルディーニ氏と交わした握手の温もりとギターを奏でる手。紙ジャケットに採用した切り絵作家YUYA氏による描き下ろし作品の手仕事。温もりある手触りのサトウキビ紙にオフセット印刷しています。







 

[Carlos Moscardini Japan Tour 2024]

交差する文化、豊かさが生んだ
アルゼンチン音楽のあらたな指標

〈伝統〉と〈創造〉を編む素朴な美しさを感じる一夜
カルロス・モスカルディーニ8月待望の来日ツアーが行われます。

Hummock Cafe/hummock label は
8月4日(日)岡山公演の会場(蔭凉寺)に飲食出店で、
ご来場の皆様をお迎えいたします。


Carlos Moscardini 岡山公演

日程|2024年8月4日(日)
時間|開場 17:30/開演18:30
料金|前売4,000円/当日500円プラス
会場|蔭凉寺 岡山県岡山市北区中央町10-28
アクセス|清輝橋線「大雲寺前駅」から徒歩5分
出演|カルロス・モスカルディーニ

ゲスト|清水悠、森井ヒデ
出店|HUMMOCK Cafe(アルゼンチン料理など)

チケット購入|https://www.liberte-music-school.com/post/carlos-moscardini-okayama
チケットぴあPコード:268936
チケットお問い合わせ(リベルテ)
Tel:090-9366-7859
Mail : liberte.music.school@gmail.com

主催|Liberte
共催|HUMMOCKCafe


カルロス・モスカルディーニについて

1959年、アルゼンチン・ブエノスアイレス州ロマス・デ・サモーラ出身のギタリスト・作曲家。1991年ブエノスアイレス州のポピュラー・ミュージックのコンクールで「最良のギター・ソロイスト」賞を受賞。 1997年EPSAレーベルよりファースト・アルバム「心の命ずるまに」“ElCorazonManda”を発表、アルゼンチン・フォルクローレの名曲と自作を含んだこのアルバムは、巨匠フアン・ファルーを始め、多くの専門家から高い評価を受けた。 その後も「ルーツをもったブエノスアイレス」”BuenosAiresDeRaiz”(2005年EPSA)、「無限の地平」“HorizonteInfinito”(2009年Winter&Winterドイツ)、「場末の沈黙」SilencioDelSuburbio(2012年EPSA)、「マノス」(2015年hummocklabel日本)などのソロ・アルバムを制作し、またアルバム「呪われしわだち」
”MalditaHuella”(2008年EPSA)を共同で制作した女性歌手ルシーアナ・フリとは長く共演を続けており、またブラジルの歌手ビトル・ハミルとの共演盤「デリバブ」”Delibab”(2010年)はブラジル国内で受賞するなど、国籍やジャンルも超えた多彩な活動を続けてきた。
その他のビトル・ハミルへの参加作品「CamposNeutrais(2017」「FoiNoMesQueVem(2013)」。ビトル・ハミルはその他ボルへス=ピアソラにも積極的にアプローチした作品がある。最新作はファン・ファルーとのデュオ作品「JuanFalu&CarlosMoscardini/VivoEnLaUsina(2019年)」。作曲面でも彼の作品は国際的に高く評価されており、内外のギタリストに数多くとりあげられ、米国やヨーロッパの課題曲としても広く採用されている。

2008年の作品「一つの夢」UnSuenoはSADAIC(アルゼンチン著作権協会)のコンクールで第3位を受賞、2009年の「フロレンシオ・モリーナ・カンポス連作集」 (モリーナ・カンポスはパンパ地方のガウチョの生活を描いたユニークな画風で知られる浸画家)は国立フアン・デ・ディオス記念アルゼンチン音楽オーケストラとの共演によって初演されており、2015年の作品「場末」(スブルビオ)はプレミオ・ナシオナル・デ・ムシカ(アルゼンチン音楽賞)で最優秀賞を受賞している。

現在ラブラタ市の「ヒラルド・ヒラルディ音楽院」、ブエノスアイレス市の「マヌエル・デ・ファリャ音楽院」で教鞭をとり、後進の指導にもあたっている。 海外での演奏活動も盛んに行っており、1999年にはタンゴのカルロス・ブオーノ楽団のメンバー/ギター・ソロイストとして2か月以上にわたる日本全国公演に参加、 各地のステージでアストル・ピアソラ作品のギター・ソロ演奏を披露した。

「OrquestaCarlosBuono(1999年Victor)」 今回の来日はその時以来25年ぶりとなるもので、齢を重ね円熟味を増したそのギターには、タンゴやフォルクローレに代表されるアルゼンチンの音楽に蓄積されたギターの豊かな伝統を伝えるカルロス・モスカルディーニの作品と演奏を目の当たりに出来る今回の日本ツアーは非常に貴重な機会になることだろう。