Thursday, June 13, 2013
Guillermo Rizzotto Concert at HUMMOCK Cafe 2013.6.8.sat
2011年4月、ブエノスアイレスにて出逢った1枚のCD"Solo guitarra"。
パレルモ地区にあるCDショップ"Zivals"の棚にそれはひっそりと並べられていた。
凛とした所作で演奏するモノクロームの彼の姿に惹かれ、
連れて帰ってからというもの何度繰り返し聴いたことでしょう...
約2年の歳月を経て、その彼が目の前で演奏している奇跡。
日本盤発売までの経緯については何度も書きましたが、
まさかハンモックカフェでの演奏が実現するとは...
鳥の鳴き声、水の音、夕凪の海を背景に、
青の時間にとけてゆくギターの音色。
聴衆の静かな眼差しがギジェルモの指先に集中し、
幾度となく感動の波が押し寄せました。
話さずともシンクロした瞬間や、
心の中だけでリクエストしていた曲が演奏されたり、
演奏が進むにつれ聴衆の拍手も高らかに。
ダブルアンコール曲「Cuando volvamos a vernos (When we will meet again)」
も最後に心にくい演出。
ひとつひとつのエピソードが深く想い出が多すぎてうまく伝えきれないですが、
彼の人柄や音楽性は私たちの想像を軽く飛び越え深く心に刻まれました。
11周年になるハンモックカフェを回想するかのように
美しい選曲をしてくださったbar buenos airesの吉本宏さん。
ハンモックカフェオリジナルTシャツを着て来て下さいました!
ワークショップの風景。ボンボ・レグエロを用いリズムを分かりやすく解説。
Muchas Gracias !
Wednesday, May 22, 2013
Tuesday carpenter
Tuesday, May 21, 2013
Paisaje:Landscape by Guillermo Rizzotto
アルゼンチンの音楽家・ギタリストのギジェルモ・リソットをお迎えして、ソロ・ギター・コンサート~HUMMOCK Cafe 11th Anniversary~6月8日(土)でのご予約はわずか残席数席といった盛況なご予約をいただいています。また、ギジェルモ・リソットの日本盤の二作品と現在の活動の拠点のスペインにて制作の三作品も当店のお客様に高い評価の声をいただいています。
今回の待望の初来日は、瑞々しく響くクラシックギターの音色を生で体感できる貴重な機会です。“満席”と発表後は“キャンセル待ち”か“立ち見”となりますので、ご予約を迷われている方はお早目に。
そして、全国ツアーのうち姫路公演と岡山公演では
ギジェルモ・リソット本人によるアルゼンチン音楽の
リズム・ワークショップが開催されます(姫路においては受付終了)。
早々にご予約いただいた方々、ありがとうございます。
当日は16:30からワークショップ開始です。お待ちいたしております!
ツアー企画・招聘元より、
ワークショップ内容の詳細が発表されましたので、
以下に全文転載させていただきます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ギジェルモ・リソット ワークショップ
「Paisaje : Landscape 〜アルゼンチン・フォルクローレの風景」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
2週間後に迫った待望の
初来日ツアーでは、一部会場にてワークショップも行いま す。アルゼンチンの伝統音楽を織り込みながら、新たな息 吹を宿らせるギジェルモ。
彼自ら、その雄大な音楽の歴史を代表するアーティスト、 リズムなどを、実際の演奏を交えて解説します。
カルロス・アギーレを始め、数々のアーティストの創造の 源とも言えるアルゼンチン・フォルクローレを実際に知る ことができる、貴重なワークショップとなります。
ワークショップの予定されている内容は下記の通りです。
予定されている1時間で終わるのか不安になってしまう盛 りだくさんの内容です(笑)
1)アルゼンチン・フォルクローレにとって重要かつ普遍 的な、チャカレーラ(Chacarera)とサンバ(Z amba)というアルゼンチン北西部サンティアゴ・デル ・エステーロ(Santiago del Estero)州発祥のリズムについて。
・・・アタウアルパ・ユパンキ(Atahualpa Yupanqui)の盟友であり、彼にサンティアゴのリ ズムを伝えたとされる伝説的なギタリスト、カチーロ・デ ィアス(Cachilo Diaz)の演奏を実演を交えて解説。
2)ギジェルモ本人の出身地でもあるサンタフェ州ロサリ オを含む、パラナ河に面したアルゼンチン北東部リトラル 地方のリズムについて。
・・・チャチョ・ムジェール(Chacho Muller)や詩人フアン・L・オルティス(Juan L Ortiz)の創作を題材に、その雄大な自然や風景との 関係をひもときながら。
3)アタウアルパ・ユパンキ(Atahualpa Yupanqui)やエドゥアルド・ファルー(Edua rdo Falu)に捧げた自身の作品を実演。
・・・ラテンアメリカにおけるギターの歴史にも自然に リンクしながら解説します。
なじみのない固有名詞がたくさん出てきますが、音楽その ものは、ギジェルモ・リソットやカルロス・アギーレ、キ ケ・シネシなどたくさんのアーティストの作品の源泉とな った、皆さんにも耳馴染みのあるものばかりです。
リラックスして、アルゼンチン・フォルクローレの世界を 堪能して下さい。
詳細はツアー公式サイトをご確認下さいませ。
http:// www.inpartmaint.com/ guillermo2013/
彼自ら、その雄大な音楽の歴史を代表するアーティスト、
カルロス・アギーレを始め、数々のアーティストの創造の
ワークショップの予定されている内容は下記の通りです。
予定されている1時間で終わるのか不安になってしまう盛
1)アルゼンチン・フォルクローレにとって重要かつ普遍
・・・アタウアルパ・ユパンキ(Atahualpa Yupanqui)の盟友であり、彼にサンティアゴのリ
2)ギジェルモ本人の出身地でもあるサンタフェ州ロサリ
・・・チャチョ・ムジェール(Chacho Muller)や詩人フアン・L・オルティス(Juan
3)アタウアルパ・ユパンキ(Atahualpa Yupanqui)やエドゥアルド・ファルー(Edua
・・・ラテンアメリカにおけるギターの歴史にも自然に
なじみのない固有名詞がたくさん出てきますが、音楽その
リラックスして、アルゼンチン・フォルクローレの世界を
詳細はツアー公式サイトをご確認下さいませ。
http://
Saturday, May 18, 2013
KORA instrument from west Africa
弦楽が美しく響く季節にお薦め。
アフリカのハープと呼ばれる21弦楽器
”コラ”の名手バラケ・シソコの2作品。
フランスのレーベルNoFormatからリリースされたこの2作品を聴いていると
モダンキュイジーヌを優雅に愉しむヨーロッパの食卓が目に浮かんだり、
オリエンタルな調度品を好むセンスの良い欧米人のインテリアであったり、
日常を快適にしてくれるようなコラの響きは、
そんなふうにまるで家具のように空間に溶け込むのです。
●Ballake Sissoko & Vincent Segal / Chamber Music 2.625円(在庫△)
※国内盤限定DVD付
上の写真の”チェンバー・ミュージック(室内楽)”と名付けられた作品は、
本作のプロデュースもしているフランス人チェロ奏者とのデュオ。
部屋でのセッションから生まれた親密さゆえにとても空間に染みます。
2つの弦楽の響きや1曲参加している女性ヴォーカルとの調和も美しく、
是非ヴォリュームを小さくして繰り返し聴きたい。
●Ballake Sissoko / At Peace 2.415円 (在庫△)
※国内盤限定DVD付
コラのソロをはじめ、タカミネ製の12弦ギターとのデュオや
木琴”バラフォン”の音も愛らしい祈りの平和音楽。
すべてインストゥルメンタルで紡がれるこの作品は、
コラの響きが筆舌に尽くしがたい美しさ。
++++++++++++++++++++++++
ちょうど今日と明日、バラケ・シソコ来日公演が横浜であり、
思いを馳せて、今日はずっとこの2枚を繰り返し聴いていました。
Friday, May 17, 2013
Music Book of Argentina
*******************************************
『Siete paisajes en Argentina』
雄大なアルゼンチンの自然・食・音楽の写真展
*******************************************:
現在、7つの風景のうちの4つ目、サンタフェ州ロサリオ市の風景をお届けしています。
ご来店くださった方へのささやかなアルゼンチン旅行のおすそわけとして開催しています。
これらアルゼンチンで撮りためた写真が、なんと...来月発売される
●『アルゼンチン音楽手帖』(著:監修/栗本斉Hitoshi Kurimoto) 2.100円
に使用/掲載されることとなりました!
この本は、21世紀以降のアルゼンチン音楽を紹介するディスクガイドであり、
旅行、料理、ファッションなどのコラムも挿入された
オールカラーの新しい”アルゼンチン音楽入門書”です。
(参考:http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK036)
通販はこちら https://hummock.thebase.in/items/450767
そして、
■「大自然、街並み、そして人と食からこころ豊かになる情景の国」 というタイトルで
アルゼンチン料理のコラムも、僭越ながら執筆させていただきました。
アルゼンチンでの旅をふり返りながらペンを執った時間は、
とても貴重で楽しいひと時でした。
この場を借りて、著者である栗本斉氏にお礼申し上げます。
この本は、ありがたいことに当店でも取扱い販売させていただきます。
また、当店でご購入していただいたお客様には、
もれなくコラム中にも登場するアルゼンチン料理のレシピをプレゼント!
当店でのメニューにもある料理で、全く同じ作り方を本邦初公開いたします!
あと、その裏面には音楽について楽しく何か書く予定。
【ハンモックカフェ限定特典レシピ付きご購入方法】
●店頭→発売日2013年6月7日(金)から。営業日カレンダーはコチラ
●通販→発売日前日までにご予約メールいただいた場合、
発売日6月7日(金)に発送いたします。
※6月7日(金)以降に通販ご注文いただいた場合、6月20日以降順次発送になります。(ギジェルモ・リソットの全国ツアーに同行スケジュールの為、ご了承下さいますようお願い申し上げます)
Thursday, May 9, 2013
Hiroya Tsukamoto Live in seventh night of July "Tanabata"
///////////////////////////////////////////////////////
現在、ニューヨークを拠点に活動し、アメリカで高い評価を得ている、
言わば 逆輸入的アーティスト、作曲家・ギタリスト塚本浩哉。
七夕の夜に、彼の演奏と食事を愉しめる音楽会を開催します。
バークリー音楽大学在学中に ”海と海をつなぐ”を意味する
インテルオセアニコを結成し、その名の通り国際色豊かなメンバーが
ジャズのフォーマットで紡ぐ音色は、
大海やアンデスの山々を想起するようにおおらか。
今回出演のギター・ソロでは、短編映画を観ているように 映像的であり、
夜空へ広がる美しいギターの響きに、自然界のドラマティックな旅へと導かれ、
きっと胸を打たれることでしょう。
///////////////////////////////////////////////////////
■Hiroya Tsukamoto Live ~ 海と海をつなぐ七夕の夜
・日時:2013年 7月 7日(日)
・出演:塚本浩哉 (acoustic guitar) from NewYork
・開場:18:30
・開演:19:00 (live start 19:30~)
※19:00~19:30まではトークショーを開催
南北アメリカ大陸での音楽活動やライフスタイルについてお伺いします。
聞き手:中村信彦(HUMMOCK Cafe)
・料金:前売 3,000円 / 当日3,500円
(先着順自由席/共に1ドリンク + 1プレート料理付)
※1プレート料理は18:30~19:30のお時間にご提供
・会場:ハンモックカフェ店内+バルコニー
///////////////////////////////////////////////////////
●塚本浩哉 / Hiroya Tsukamoto
HP www.hiroyatsukamoto.com/
京都府生まれ。中学時代にバンジョーを手にし、その翌年ギターを始める。高校時代から作曲を開始。大阪外国語大学(現・大阪大学)では、南米のフォルクローレ(伝統音楽や民謡、また、Nueva Cancionと呼ばれる音楽で社会変革を目指した南米の伝説的な音楽家ビクトル・ハラやビオレタ・パラなども)について研究。2000年、ボストンのバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。ボストンにて多国籍なメンバーから成る自己のバンド、INTEROCEANICO(インテルオセアニコ)を結成。2004年デビューアルバム"The Other Side of the World"をリリースし、アメリカ国内をはじめ、ヨーロッパ、南米などでも取り上げられた。2006年、バンドの2作目、"Confluencia"を、2008年には3作目 "Where the River Shines" を発表。作曲家としては、オリジナル曲がUSAソングライティング・コンペティション、インターナショナル・アコースティック・ミュージック・アワードにノミネートされる他、アルゼンチンの映画 "Tierra y Destierra"(エドゥアルド・デ・ラ・セルナ監督)にも曲を提供。2006年よりコロンビア出身のシンガーMarta Gomez(ビルボード最優秀ラテンアルバム・ノミネート)のプロジェクトにギタリスト、アレンジャーとして参加。また同時に自己のバンドを率い、Blue Noteや55 Barなどニューヨークのジャズクラブに定期的に出演。2011年にはアコースティックギター1本によるアルバム"SOLO"を発表。ここ数年は新しいアコースティック音楽を開拓し、New England Folk Festival、New Bedford Summerfest、International Festival of Arts and Ideasなどアメリカ各地のフェスティバルや、2012年にはアメリカ南部の名物的なルーツ音楽番組 "Blue Plate Special"に日本人として初めて出演するなどアメリカ各地のテレビ、ラジオにも多数出演。最新作は2012年発表の"Heartland"。共演者に、Esperanza Spalding(2011年グラミー受賞者)、Jack Pearson(オールマン・ブラザーズ・バンド)、Kendrick Scott(クルセイダーズ)、David Maxwell(マディー・ウォーターズ・バンド)、Pete Kennedy(ケネディーズ)など。
///////////////////////////////////////////////////////
<ご予約・問合せ>※本日5月9日(木)より受付いたします。
メールhummockcafe0525@yahoo.co.jp(24hs受付)
電話 079-254-1400(12:00~22:00/毎火曜・第1月曜定休日除く)
予約方法
↓
●お電話・メール・店頭にて受付
↓
●公演名・お名前・人数・ご連絡先電話番号の
以上4点をお伝えくださいませ。
(未就学児童の入場は事前にご相談下さいませ)
↓
●メール予約の方は送信後24時間以内に返信いたします。
↓
予約完了
※本公演ではご来店の順番に好きな席をお選びいただけます(先着順自由席)。
※予約時に先払いは不要です。
当日受付にて前売金額をお支払い下さいませ。
皆さまのご予約・ご来場心よりお待ちしております。
///////////////////////////////////////////////////////
<関連作品>
●interoceanico / The Other Side of the World (在庫○)再入荷!
●interoceanico / Confluencia (在庫△)
●interoceanico / Where the River Shines (在庫△)
※interoceanico 詳細・試聴はこちらからどうぞ。
●Hiroya Tsukamoto / Solo
※2011年自主制作/輸入盤
ニューヨーク録音の美しいギター・ソロアルバム入荷しました。
情感を含み、風景を切り取ったような素晴らしいインスト・オリジナル曲作品です。
ジャケット内側、モントーク岬の夕景写真も美しい。
ソロの試聴映像を下部に付けていますので、ぜひご覧下さいませ。
メンフィスのスタジオから当日は的形の夜空の下へと場所は変わり、
このような素晴らしい演奏になります!
Thursday, May 2, 2013
sound color
音を聴くと色が見えるということを聞いたことがある。
”色聴”と言われる感覚は、絶対音感のある人が多くもっているそうだが、
一般によく使う”音色”という言葉も色。
”聴し色(ゆるしいろ)”は淡い紅や紫色を指し、
本来は許しの色のようだが、
誰にでも聴くようになじむ色ということも、その言葉から感じる。
音楽と色の関係はとても興味深い。
ピアニスト林正樹のソロ・アルバムのテーマは浅葱色(TEAL)。
リスナーとしては、聴く場所により柔軟に色変わり、
空間というキャンバスに色が染みてゆくようにも感じる。
浅葱色をイメージして作曲した彼にも
きっと音が色に見えるのだろう。
●林正樹 ピアノ・ソロ / TEAL 2.500円 (在庫✕)
dacapo web magazineにて
インタヴュ―記事が掲載されています。
↓↓↓↓
浅葱色をイメージして生まれた
音の粒を楽しむための『TEAL』。
林正樹さんのピアノ・ソロ・コンサートが
2013/5/17(金)岡山の城下公会堂であります。
当店での演奏はないのですが、
おすすめコンサートとしてご案内させていただきます。
Subscribe to:
Posts (Atom)