Wednesday, July 27, 2016
Information 2016727
セミの鳴き声が響き真夏日が続いていますね。先日の休業日に花屋さんで新しい切り花を求めに行きました。店内の植物はこの時期こまめな水替えが必要になってきますが、やっぱりグリーンや涼しげな花があるだけでほっと安らぎを感じます。
最近は夕方16時~19時(18時L.O)の時間帯にもお食事ご利用をいただく方がふえ、昼時だけの集中した混雑がやわらいでいます。またケーキとカフェでのご利用もお待ちしています。
そして、5月より店頭にて始めている 熊本震災のためのハーブ募金。集まった募金は、7/27(水)にボランティア団体『ハレルヤ熊本』さんへ合計10,010円を全額振込み寄付いたしました。ご賛同いただいた方々、ありがとうございました。ひとりでも多くの方が平穏な日常生活を送れますよう願って、「災害復興支援金」として引き続き継続したいです。
Wednesday, July 13, 2016
2016.10.2.sun. "small appetite" vol.6
【Report】10/2 small appetite vol.6
作曲家ピアニスト林正樹さんをお迎えしての食事&演奏会でした。演奏前のこと、リハーサルというよりも小さなアップライトピアノと友達になるための時間を大切に じっくりと対話していた林さん。本番には魔法をかけられたように喜ぶピアノが 暮れなずむ港町に美しく響いていました。数曲すると 僕の写真を撮る手も止まり、今ある瞬間を裸眼で体験したいと心から感じた素晴らしい演奏会となりました。ご来場くださった皆さま、林正樹さんありがとうございました!
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2016年最後のHUMMOCK Cafeが贈る ささやかなコース料理と演奏会”small appetite(スモール アペタイト)”第6回は、作曲家ピアニスト林正樹 氏をお迎えします。藤本一馬 氏のニューアルバム『FLOW』にもピアノ参加し その美しい音色はとても印象に残っています。そして昨年リリースされたソロアルバム『Pendulum』では新しい室内楽を奏で、白んだ空にとけゆく泡沫(うたかた)な音像を感じました。僕たちはこれまで彼のコンサートを何度か体験し、この度初めて姫路でのソロ・コンサートを開催することが出来ます。中秋の候、澄み渡る空のもと秋の実りの料理をたのしみながら、日曜の昼下がり夕暮れの時間にかけて無垢なピアノの旋律にゆったりと包まれてみませんか。
"small appetite" vol.6 Autumn Twilight
出演 | 林正樹 (piano)
日時 | 2016年10月2日(日)
会場 | HUMMOCK Cafe姫路市的形町的形1864
無事終了しました。関わってくださいました皆さまに感謝申し上げます。
林正樹
1978年東京生れ。少年期より独学で音楽理論を学び、その後、佐藤允彦らに師事。ジャズピアノや作編曲などを習得。大学在学中の 1997 年 12 月に、伊藤多喜雄&TakioBand の南米ツアーに参加。音楽家としてのキャリアをスタートさせる。現在は自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などの自己のプロジェクトの他に、「渡辺貞夫クインテット」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「Salle Gaveau」「Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra」など多数のユニットに在籍。
演奏家としては、長谷川きよし、小野リサ、椎名林檎、古澤巌、小松亮太、中西俊博、伊藤君子をはじめ、多方面のアーティストと共演。多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。
2015年9月〈SPIRAL RECORDS〉より「コンポーズ」を主眼に置いたソロ・アルバム、«Pendulum» をリリース。

2016.9.12.mon. "small appetite" vol.5
アディティア・ソフィアン姫路公演 "small appetite vol.5" Peaceful Autunm
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アディティアのうっとりするほどの美声とギターは雨を味方につけたエモーショナルな演奏でした。あまりの気持ちよさに目を閉じて聴いている方が多く、彼の"ベッドルーム・レコーディングス"を体感したとっても優しいライブになりました。ご来場くださった皆さま、招聘・企画のプロダクション・デシネ丸山さんありがとうございました。
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HUMMOCK Cafeが贈る ささやかなコース料理と演奏会”small appetite(スモール アペタイト)”第5回は、ギタリスト・シンガーソングライター、アディティア・ソフィアンをお迎えします。”ベッドルームミュージック”と名付けられたクワイエットなデビューアルバムから8年。純朴なアコースティックサウンドと彼のフォーキーな歌声を聴くたび珈琲が恋しくなります。それは、もしかすると日常に安らぎを与えてくれる香りや味に近い音楽なのかもしれません。今回は2回目のJapan tourとなり初の姫路開催です。秋の夜長、やさしく歌うピースフルな晩餐会になることでしょう。
"small appetite"vol.5 Peaceful Autumn
出演 | Adhitia Sofyan (Guitarist/Singer-SongWriter)
日時 | 2016年9月12日(月)
会場 | HUMMOCK Cafe姫路市的形町的形1864
無事終了しました。関わってくださいました皆さまに感謝申し上げます。
Adhitia Sofyan(アディティア・ソフィアン)
インドネシアの首都ジャカルタ在住の男性SSW。優しく味わい豊かな歌声と、すっと心の隙間に入り込むような上質のメロディセンスが抜群のアーティスト。2008年に自身のベッドルームで吹き込んだ名曲「アデレード・スカイ」がインドネシアの大手ラジオ局でへヴィープレイされチャートで1位を獲得し、長期間チャートにとどまる。ベッドルームを飛び出した名曲は、ヒット映画『Kambing Jantan』(インドネシア版『電車男』的な作品)にFt.され、大ヒットを記録する。その後、彼の名曲はシンガポールでもヒット。ここ日本でも4枚のアルバムがリリースされ、待望の再来日ツアーを行う。
■オフィシャルサイト:https://adhitiasofyan.wordpress.com
■facebook:https://www.facebook.com/adhitiasofyanmusic
[Adhitia Sofyan Japan Tour 2016]
http://www.productiondessinee.com/news/adhitia-sofyan-japan-tour-2016/
9.9.Fri 『papparayray 』(福岡)
9.10.Sat 『River Port9』(熊本)
9.11.Sun 『CREEKS.』(大分・湯布院)
9.12.Mon 『HUMMOCK Cafe』(兵庫・的形)
9.13.Tue 『space eauuu』(兵庫・神戸)
9.14.Wed 『CINEMATIK SALOON』(京都)
9.15.Thu 『cafe vivement dimanche』(神奈川・鎌倉)
9.16.Fri 『Roman Records Cafe』(東京・学芸大学)
9.18.Sun 『UNTAPPED HOSTEL』(北海道・札幌)
9.19.Mon 『Weekend Garage Tokyo』(東京・代官山)


Wednesday, June 22, 2016
Report 2016.6.20-21 in Okayama
Satoshi Kitamura
bandoneon solo okayama country side
"small appetite"vol.4
2016年6月20日 満月
at 蒜山耕藝の食卓 くど
蒜山の昔ながらの集落にあたる中和村。その静かな里山に抱かれた場所に、蒜山耕藝を営む高谷ご夫妻が自然栽培で育てる作物をいただける食卓「くど」があります。その調理場をお借りしてHUMMOCK Cafeはコース料理のご提供をさせていただきました。
午後に到着するとちょうど今回のお花を活けて下さる まつもとさんもいらっしゃいました。中和村で育っている草花をあつめた自然の恵み。その美しく力強い草花と高谷ご夫妻そして豆腐職人のまついさんが笑顔で迎えて下さり、爽やかなそよ風が吹き抜けるなか、準備を整えてまいりました。
夕刻になり、ほぼご予約のお客さまがご来場されると、その直後窓の向こうから雨が迫る様子が見えて、これから始まる清らかな儀式のようにも、なにかを浄化するかのようにも思えました。
蒜山耕藝さんから準備された、中和のクロモジ冷茶のアペリティフではじまり、今回演奏出演の北村聡さんバンドネオン独奏に寄り添い、アルゼンチン料理の前菜三種と主菜と蒜山耕藝の亀の尾ごはんを、くどと縁のある作家さんの器とカトラリーで召し上がっていただきました。
しだいに窓から見える景色が淡く黄昏に近づくころ、北村聡さんの演奏が始まり気が付けば雨音も小さくなり、バンドネオンの音色が響き神々しい時間の訪れを感じました。初めて聴く様々な演奏曲にまつわるエピソードも交えながら奏でる北村聡さんに、演奏後皆さんからの大きな拍手がくどに響きました。
終演後の余韻に、蒜山耕藝産大豆をHUMMOCK Cafeで自家焙煎したコーヒーと豆腐職人まついさんが仕込んでくれた豆腐を湧水で寒天寄せに仕上げた「玲瓏豆腐(こおりとうふ)」を同じく大豆から加工されたきな粉と黒蜜を添えて、コース料理しめくくりの一皿とさせていただきました。
振り返ると、くどにお集まりの皆さんのことを天からの神様に見守ってもらっているかのような small appetite (vol.4)になりました。それは常日頃、農業を通じてその土地の自然と真摯に向き合っている蒜山耕藝さんからいただく恵みとも感じますし、音楽と共鳴したかけがえのないイベントになりましたこと、心より感謝いたします。
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Satoshi Kitamua
bandoneon solo okayama city side
2016年6月21日 夏至
at cafe moyau
北村聡バンドネオン・ソロ岡山2公演へご来場の皆さま、本当にありがとうございました。そして、ご尽力いただいた、蒜山耕藝高谷ご夫妻、moderado music岡本方和さん、豆腐職人 松井美樹さん、陶芸家 堀 仁憲さんと金工作家 坂野友紀さん、草花まつもとさん、cafe moyauスタッフの皆さま、大変お世話になりました。最後になりましたが企画段階から適切なアドバイスをいただき、イベントリーフレットのディレクション・デザインを手がけて下さったArgyle design宮良当明さん、ありがとうございました。
そして、バンドネオン奏者 北村聡さんのソロ公演は、23日(木)名古屋cafe dufi へと続きます。ご都合つくかたは、どうぞ会場までおたずねください。
Monday, June 13, 2016
hiru zen kou gei
梅雨入りした的形。晴れ間が出た昼下がりには、海風がそよそよと流れ入り、きらきらと揺れる水面が夏の訪れを知らせてくれました。
いよいよ来週20日(月)は、岡山の県北部(鳥取との県境の中和村)・蒜山耕藝の食卓「くど」にて開催の"small appetite"vol.4 【演奏:北村聡バンドネオン独奏】です。HUMMOCK Cafeからの料理とデザートには、自然栽培でお米や豆、その土地に合ったお野菜を育てられている蒜山耕藝さんの作物を食材に使わせてもらいます。写真は一昨日届いたその一部です。自然と対話しながら肥料も農薬も使わずに作物を育む蒜山耕藝さんの姿を想いながら朝の陽ざしのなかパチリと一枚。
トマト品種「なつのこま」の旨みがつまったドライトマトは噛むほどにじんわりフルーティーで力強さも感じます。そして、大豆ときなこは清らかで滋味深く...。蒜山耕藝さんに出会う前までは大豆を料理メニューに使用することはなかったのですが、味わって以来そのふくよかさに驚いています。(蒜山耕藝の食卓「くど」開店日にはその時期の作物や加工品の販売もされてらっしゃいますので、詳しくはHPをご確認くださいね)
"small appetite"ただいま予約席が残り少しとなっていますので、もしご興味おありの方は下記予約先までぜひとも。訪れるお客さま、人と空間とお料理・器、そしてなんといってもバンドネオン奏者 北村聡さんの豊かな音色がどこまでも深く響き合うことでしょう!どうぞお待ちしています。
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solo okayama country side
"small appetite"vol.4 in hiru zen kou gei
出演 | 北村聡(Bandoneon)
日時 | 2016年6月20日(月)
料理 | HUMMOCK Cafe
会場 | 蒜山耕藝の食卓「くど」 岡山県真庭市蒜山下和1418-2
岡山県新見市のワイン農園「CORTRADA」の2016年リリースワインを追加でご注文できます。
◎ご予約・問合せ◎
蒜山耕藝の食卓「くど」 (info@hiruzenkougei.com)
HUMMOCK Cafe (ticket.info.hummock@gmail.com) 079-254-1400
※公演名・お名前・人数・連絡先をお伝えください。
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◎アーティスト・プロフィールや試聴など詳細はこちら
◎蒜山耕藝さんのHPはこちら
Saturday, May 28, 2016
About our Parking of CAR
<お車でお越しのみなさまへお願い>
HUMMOCK Cafe と、階下のMonte-carloの駐車場は合わせて7台スペースになります。ゆとりがなく申し訳ありませんが、これまで皆さまにはなるべく乗り合わせいただいたり、公共機関の最寄駅の山陽電車 的形駅からは徒歩15分ほどの散歩でお越しいただいています。また、隣り駅の大塩駅からタクシーをご利用なさる方もいらっしゃいます。(※イベント時は、特別駐車スペースを予約のお客様にご案内しています)何卒よろしくお願い申し上げます。
Google Mapでの的形駅よりHUMMOCK Cafe まで道順→ https://onl.la/m69rced
お車でお越しの場合は、「的形水門」を経由地に追加していただき、目的地「HUMMOCK Cafe」と検索してください。
Saturday, May 21, 2016
2016.6.20.mon. "small appetite" vol.4 in Okayama
HUMMOCK Cafeが贈る ささやかなコース料理と演奏会”small appetite(スモール アペタイト)”第4回は、初の岡山へ料理出張し開催させていただきます。会場は、私たちの友人であり尊敬する農業法人 蒜山耕藝の食卓「くど」にて、バンドネオン奏者 北村聡 氏を迎えての開催です。
料理は蒜山耕藝さんの作物を使わせていただいたり、姫路や縁のある方々の食材を使用し、北村聡 氏の音楽と初夏の気候に寄り添った料理を心を込めてご提供させていただきます。
場所は三朝温泉や湯原温泉にも近いエリア。夏至を前にした月曜の夜に、光と萌ゆる緑に囲まれた場所へみなさんお出かけしませんか。
蒜山耕藝を営む高谷ご夫妻とともに、皆さまのご予約・ご来場のお待ちしています!
受け継がれる場所でバンドネオンは静かに風景を紡ぐ。
アルゼンチンと日本を往来する 北村聡 氏のバンドネオン独奏2公演。タンゴ古典から現代アルゼンチン音楽、クラシック音楽まで演奏予定。岡山の受け継がれる場所で、祈りのように静かに、そして時空を超え軽やかに風景を紡いでゆく。
solo okayama country side
"small appetite"vol.4 in hiru zen kou gei
出演 | 北村聡(Bandoneon)
日時 | 2016年6月20日(月)
料理 | HUMMOCK Cafe
会場 | 蒜山耕藝の食卓「くど」 岡山県真庭市蒜山下和1418-2
岡山県新見市のワイン農園「CORTRADA」の2016年リリースワインを追加でご注文できます。
無事終了しました。関わってくださいました皆さまに感謝申し上げます。
satoshi kitamura 北村 聡 バンドネオン奏者
関西大学在学中にバンドネオンに出合い、小松亮太、フリオ・パネに師事。世界各国のフェスティバルで演奏する。 11年元ピアソラ五重奏団ピアニスト、パブロ・シーグレルのアジアチームに参加。 14年東京オペラシティのリサイタルシリーズ B→Cに出演、好評を得る。 これまでに須川展也、鈴木大介、菊地成孔、川井郁子、夏木マリ、エゴ ラッピン、カルロス・アギーレ、ビクトル・ラバジェン、仙台フィル、いずみシンフォニエッタ大阪等と共演。 HK「八重の桜」「まれ」、映画「そこのみにて光輝く」をはじめ数多くの録音に参加している。 現在オルケスタ・アウロラ、クアトロシエントス、喜多直毅クアルテット、西塔祐三&オルケスタティピカ・パンパ等で活動中。
【バンドネオンとは】
持ち運べるパイプオルガンの音色としてドイツで開発されたボタン式の蛇腹楽器で、20世紀初頭にアルゼンチンへ輸入されてからタンゴで有名な楽器となります。構造が複雑なゆえ造り手が少なく、50年以上も修理を繰り返され受け継がれているものが多いようです。膝に使った鋭い演奏も可能で、その土地の空気を内部に含んだ伸びやかな音色には 神聖な響きが宿ります
翌日6/21(火)には、岡山市の会場cafe moyau公演にて、バンドネオン・ソロ・ライヴのみ開催されます(料理は付きません)。
写真は、ただいま店頭や会場付近でご案内用の岡山2公演を記載したフライヤー。artwork and designは Argyle design宮良当明さんです。バンドネオンの蛇腹のように折り加工を施したフライヤー、手に取ってご覧いただけると幸いです。
東京を拠点に多方面で活躍されている北村聡氏の西日本での貴重なソロ公演です。どちらも親密に音色を感じれる空間。心に深く響くひとときになりますよう...願っています。
企画:HUMMOCK Cafe
共催:moderado music , 蒜山耕藝
Thursday, March 24, 2016
2016.5.18.wed. "small appetite" vol.3
【Report】 small appetite vol.3
ベルギーのピアニストJean Philippe Collard Nevenさんをお迎えしての開催でした。
今年はベルギーと日本友好150年の記念すべき年であり、2年に一度ブリュッセルで開催される「フラワーカーペット」のテーマは日本。そして、姫路市とベルギーのシャルルロワ市が姉妹都市ということで、”花と友好”をテーマにしたささやかなコース料理をご用意させていただきました。
コンサートは、ジャン=フィリップさんの紳士的な所作にはじまり、まるで映画のワンシーンを見ているかのような空間に。躍るような指先で演奏する曲はオリジナルからカヴァーまで世界各国で演奏されてきたジャン=フィリップさんならではの選曲。ジャパンツアー各会場によってセットリストが変わるようなのですが、あの流れからのエグベルト・ジスモンチ「Palhaco」のカヴァーがもう素晴らしすぎてうっとり。
娘さんに捧げた曲で感動的なフィナーレとなりました。
参加いただいたお客さまとの会話で「まるで映画『バベットの晩餐会』のようでした」と、皆さん思い思いに感じ入って下さり、星降る夜空の下、開放感あふれるロマンティックな一夜となりました。
最後になりましたが、ご来場下さった皆さまありがとうございました。企画・招聘いただいたflau福園さんありがとうございました。ジャン=フィリップさんのピアノ作品はこれからも愛聴していきたいと思います。
HUMMOCK Cafeが贈る ささやかなコース料理と演奏会”small appetite(スモール アペタイト)”第3回は、5年ぶりの再来日となるベルギーのピアニスト、ジャン=フィリップ・コラール=ネヴェンをお迎えします。クラシック、現代音楽、ジャズ、即興、シャンソン、エレクトロ、演劇、ダンス、無声映画といった多方面にわたる音楽活動を通じて独自のスタイルを築き奏でられるジャン=フィリップのピアノソロ。その演奏前と後には、季節の花と灯りをしつらえたロングテーブルに、季節の前菜と主菜、ケーキと珈琲を心を込めてご提供させていただきます。立夏を過ぎた水曜、小さな港町の夜に まるでうつくしい余韻を残す映画のように...。
”small appetite” vol.3 early summer
出演 | Jean-Philippe Collard-Neven(Piano)
日時 | 2016年5月18日(水)
会場 | HUMMOCK Cafe
住所 | 兵庫県姫路市的形町的形1864
◎ 過去の”small appetite(スモール アペタイト)”
◎ ベルギーの音楽家ジャン=フィリップ・コラール・ネベン、ソロピアノの新たな扉を開く新作が完成(Billboard JAPAN)
Jean-Philippe Collard-Neven(ジャン=フィリップ・コラール=ネヴェン)
ベルギー人ピアニスト/作曲家。モンス王立音楽院教授。クラシック、ジャズ、フレンチ・シャンソン、現代音楽など多岐に渡るフィールドでその非凡な才能を発揮、豊かな叙情性と卓越した音楽センスが、国内外で大きな注目を集めている。初期にはJean-Paul DessyのMusiques
Nouvellesのピアニストを務め、フランスのヴァイオリン奏者Vincent Royerとのデュオなどでも活動。1993年にDexiaコンクール第一位、2003年にはベルギー音楽の発展への貢献から作曲家連盟よりFUGA賞、また、オクターヴの2008年度のアーティスト賞も受賞するなど若くして輝かしい経歴を残している。フランス人ヴィオラ奏者のVincent Royer、実験音楽の巨匠Luc Ferrari、ニューヨークの作曲家David Sheaらとのコラボレーションやベルギーを代表する実験音楽レーベルsub rosaと伝統音楽をリリースするFuga Libera、Iglooなどのレーベルからリリースしていることからも、彼の音楽性の幅広さが見て取れるだろう。近作は晩年のChet Bakerの名パートナーjean-louis
rassinfosseとのデュオ作品、また彼が手がけた様々な映画音楽のピースを集めたアルバム『Incidental Music』、flauからロングセラーとなったソロピアノ作品『Between the Lines』。2011年に初来日し、全国9公演を開催。今年5月に5年ぶりとなる来日が決定。
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NEW Out of Focus
企画・招聘 flau------ ピアノ作品紹介 -----------------------------------
NEW Out of Focus
古典から現代的なレパートリー、ジャズ、即興、シャンソン、フランス音楽、電子音楽、演劇からダンス、無声映画にいたるまで、異なる音楽ジャンルに特異なスタイルと大きな足跡を残してきたベルギーのピアニスト・作曲家のJean-Philippe Collard-Nevenが、ロングセラーを記録した前作「Between
the Lines」に続く新作ソロピアノアルバム「Out Of Focus」を発表します。アルバムはそのタイトルからも類推される通り、彼自身も個展を開く程に熱中する写真からインスピレーションを受けています。私たちの考える音楽そのもののアウトラインをずらすこと、全く異なった物語を背景から捉えることの大切さ、焦点の外に生みだされる空間、ボケの美しさに主眼を置いたという本作。生命のダンスを感じるような躍動的な即興のバラッド、まばらなメロディーや予測できずに変化するハーモニーは時に明滅する光のようにゆっくりと沈黙の中に溶け、空間に美しい余韻を残します。ジョビンとマンシーニの即興と秀逸な解釈と並んで、ジャン=フィリップ・コラール=ネベンは、まるで告白をするかのように内省的で深遠なスタイルの楽曲と演奏を提供しています。ソロピアノの新たな扉を開けるような充実の13曲。(発売日:2016年4月7日) 【試聴】
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Between the Lines
ベルギーのピアニスト/作曲家の中でも屈指のテクニックと音楽性を併せ持つと言われるJean-Philippe
Collard-Nevenによるソロピアノの名作。これまでに培ってきた幅広い音楽的素養と即興/作曲能力の高さが十二分に発揮された本作は、ブリュッセルのフラジェ・スタジオにて2日間に渡って録音され、名エンジニアJarek Frankowski がミックスを担当。楽曲によってはローズ・ピアノ、声、繊細なエレクトロニクスを積極的に取り入れ、過去作にも見られた軽やかで優雅なピアノのタッチを残しながら、内省的な楽曲の佇まいも魅力的な美しい作品に仕上がりました。クラシックやジャズ、現代音楽にも回収されることのない豊かなピアノの旋律には、彼自身が最もパーソナルな作品と評するように、色あせてしまった幼少時代の記憶を思い起こさせるような、音楽の純粋な美しさに満ちあふれています。坂本龍一やGonzales、Musette、Henning Schmiedtからポスト・クラシカルのピアノ作品までを愛する方々に幅広くお薦めの内容です。(発売日:2011年5月18日)【試聴】
共催 HUMMOCK Cafe
ジャン=フィリップ・コラール=ネヴェン・ジャパンツアー詳細
http://www.flau.jp/events/jeanphilippe2016.html
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