Friday, September 21, 2012

Viaje de Argentina

いつもお越しくださっているお客様ありがとうございます。
今週末22日(土)、23日(日)は通常営業いたします。
臨時休業前の最終営業日となる9月24日(月)のフードメニューは、
なくなり次第終了いたします。
研修旅行から帰国後はすべてのメニューの仕込みをし、
翌日10月20日(土)より通常営業の予定です。
(渡航中に再度お知らせいたします。) 

また今回の旅では、料理のほかにも現地の音楽にも触れたいと思っています。
当店がオススメしている作曲家ギタリスト、Guillermo Rizzotto
(ギジェルモ・リソット)の公演がアルゼンチンであり彼と会いに行ってきます。
国際ギターフェスティバルに6日間出演する彼の姿など、
タイミングが合えばレポートしたいと思っております。
下記は彼のライヴ予定表です。


Sunday, September 9, 2012

Musica Litoral



●Damian Verdun / aguarriba  2.000円 (在庫×)

ボリビア発祥の小型10弦楽器チャランゴ/ロンロコ奏者ダミアン・ベルドゥンの風通しの良いリラクシンミュージック。

アルバムタイトルの『aguarriba』はおそらくagua arriba(上流)の造語であり、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから北西へ約300kmパラナ河“上流”の街ロサリオ出身であることも意味していると思います。そんな彼の音楽からは河辺の風景や木陰にまどろむ休日のリゾート地へ行った気分にもなります。行楽シーズンにもおすすめ音楽です。
また、このアルバムには曲により演奏家を招待し Pablo Juarez(ピアノ)やJuancho Perone(パーカッション)、Marcelo Stenta(ギター)など、13名が参加しています。これまでにQuique SinesiやRamon Ayalaなど多数の名手とも共演しておりその経歴からも実力が伺えます。



Friday, August 31, 2012

Simon Dalmais / taste of blueberries



もうすっかり年中行事にもなっているブルーベリー摘みに
岡山県東粟倉の農園へ行ってきました。
深紫色に熟した実を選びながらの手作業は、
おのずと自分の心と向き合え寡黙になり、
いつしかバケツにたっぷりと収穫できたのでした。
このブルーベリーを使ってただいまケーキを試作中です。

静かな山間にあるその農園までの車内のBGMは、
ブルーベリーも連想させる色合いと、果実ように甘酸っぱい歌声で
どこか優しく懐かしくもあり洗練さも漂う
シモン・ダルメ『ザ・ソングス・リメイン』でした。

●Simon Dalmais / The songs remain      2.400円 (在庫×)

森の中の美しい時間をとらえたジャケットも印象的な
英語詞で歌うフランス人・作詞・作曲家・ピアニスト、シモン・ダルメ。
車内で聴いていると車窓から見える景色に季節の移ろいを感じ、
耳から心に響くのはさりげなく奥深い音と愛でした。

詳しい内容は割愛させていただきます。
封入の日本語ライナーノーツを読みながらこの作品に触れる愉しみのためにも...
また、webdacapo〝Another Quiet Corner″でもご紹介されています。
ぜひご視聴くださいませ。
きっと愛おしい“何か”を連想する作品ではないかと思います。

Wednesday, August 29, 2012

Guitarras del mundo 2012


●フアン・ファルー / Lo Mejor de Juan Falú  1.680円 (在庫×)

アルゼンチン最大の国際ギターフェスティバル“Guitarras del mundo”のディレクターでもあり、作曲家ギタリストの御大フアン・ファルーの『EPSA』レーベルからリリースしたアルバムを集約。全21曲。静かなギターソロだけでなくライヴ音源も収録し、カルロス・アギーレの可憐で美しいピアノや、心の風景を映し出すヴォーカリスト リリアナ・エレーロ、歌うように奏でるクラリネット奏者マルセロ・モギレフスキー他、アルゼンチン音楽のキーパーソンとのデュオも収録した充実のアルバム。伝統音楽にふれてみたい方にもおすすめです。

試聴はこちら(リンク先ダウンロードをクリックお願いします)
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#19.Sanjuanino Soy / Juan Falú  y Carlos Aguirre

Juan Falú Home page はこちら

“Guitarras del mundo”は、毎年アルゼンチン文化庁主催により全国82都市にて開催される大規模なギターフェスティバルのようで、2012年は10月前半の約2週間開催されます。そのフェスティバルに当店がオススメしているギタリスト ギジェルモ・リソットが出演のため在住のバルセロナからアルゼンチンへ一時帰国されるので、その時期に合わせ今回のアルゼンチン旅行を企てたのも理由の1つです。彼の音楽も肌で体験してきたいと思っています。
また、ギジェルモ・リソットのアルバム『Solo guitarra』CDの見開きページにはフアン・ファルーが賛辞を寄せております。


Tuesday, August 28, 2012

Viaje de Argentina


2012年9月26日(水)~10月19日(金)まで
アルゼンチンへ研修旅行に行ってまいります。

“アルゼンチンの地方料理と音楽を学ぶ旅” として、
約3週間と少し長いですが臨時休業とさせていただきます。
昨年のアルゼンチン研修旅行では首都ブエノスアイレスのみでしたので、
今回は各地方へ旅する予定です。
また現地から情報もこのブログにアップしたいと思っていますので、
ご覧いただければ嬉しいです。

9月、10月カレンダーはこちら

何卒ご理解よろしくお願いいたします。


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そしていよいよ
2012年12月9(日)キケ・シネシ&岩川光 DUOライヴ
10月20日より メール・お電話にてご予約受付開始いたします!
こちらのライヴ詳細は後日記載いたします。
お見逃しなくどうぞ!

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Sunday, August 5, 2012

Dúo Rizzotto Giménez " La otra orilla"



“アルゼンチン室内楽的ポピュラー音楽”をアルバムのコンセプトに
伝統音楽の繊細さと複雑さをクラシックギターとフルートのドゥオで
丁寧に表現したリソット&ヒメネスの最新作が届きました!

●Dúo Rizzotto Giménez / La otra orilla  2.100円 (在庫○)再入荷

ユーロ高に伴い、価格変更になりました(2013.7現在)
※本作品はCD-R作品ではなく正規プレス盤のCDです。

自身たちが敬愛するアルゼンチンのマエストロの作品のアレンジ10曲と各々のオリジナル5曲は、ドビュッシーやラヴェルに感じる永遠に愛される音楽の形をめざし、2012年7月バルセロナでリリースした作品です。ギジェルモ・リソットがすぐにハンモックカフェに発送してくれて、じっくりと一週間ほど聴きこんでいました。このたび日本初紹介いたします。

ギタリスト、作曲家のギジェルモ・リソットの『ソロ・ギターラ』での瑞々しさは本作でもより深く感じ取ることができます。フルート奏者、作曲家のパブロ・ヒメネスの伸びやかで時に躍動的な美しさは、クラシックギターと対話するように2人のハーモニーが心に安らぎをもたらしてくれるようです。この全曲インストゥルメンタルの作品は心地よく耳さわりの良いだけでなく、アルゼンチンの都市部とパンパ(大平原)や河が広がる地方の両方の風景を感じさせてくれ、それは誰もが抱く躍進と安住を願う狭間の丁度よさでもある気がします。セルフ・ライナーノーツによると『La otra orilla』は“向こう岸”を意味し、現在活動の拠点であるスペインからの故郷アルゼンチンだけでなく、ドゥオ演奏で訪れるヨーロッパ各国や楽器が伝わってきたアフリカ大陸などを含めた“向こう岸”でもあります。
Gustavo"cuchi" Leguizamón,Jaime Dávalos,Atahualpa Yupanqui,Eduardo Falú...と多くのアルゼンチン作曲家にも捧げられ、民間伝承により文化遺産のひとかけらとして加わりその道筋に光を放つことでしょう。


【 Dúo Rizzotto Giménez 『La otra orilla』】
1,La Arenosa  (Gustavo"cuchi" Leguizamón/Manuel José Castilla)
2,Canción del Jangadero  (Jaime Dávalos/Eduardo Falú)
3,Carnavalito del Zonda  (Pablo Giménez)
4,Criollita santiagueña  (Atahualpa Yupanqui/Andrés Chazarreta)
5,Doña Ubenza  (Chacho Echenique)
6,La Añera  (Atahualpa Yupanqui/Mario Cordoba)
7,Chacarera de las Piedras  (Atahualpa Yupanqui/Antonietta Paule Pepin Fitzpatrick)
8,Vida Fugaz  (Guillermo Rizzotto)
9,El Antigal  (Ariel Petrocelli/Daniel Toro/Haroldo Florentino Arce)
10,Llanto por el Chacho  (Eduardo Falú/León Benarós)
11,Renacer  (Guillermo Rizzotto)
12,Resolana  (Eduardo Falú/Jaime Dávalos)
13,El Pintao  (Adolfo Ábalos/Hermanos Díaz)
14,Un Nuevo Día  (Pablo Giménez/Ana K García)
15,Milonga de la Libertad  (Guillermo Rizzotto)


試聴はこちらアルバム中6曲聴くことができます。

また、このCDジャケットのアートワークは、スペイン在住日本人アーティスト
Shingo Oe Kazeによる作品です。下記プロフィールになります。
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<Shingo Oe Kaze>
アーティスト。千葉県出身、2006年よりスペイン・バルセロナ移住。バルセロナの芸術学校の短期コースを卒業後、2009年夏に長崎県立美術館別館でのグループ展、東京Pater's Galleryでのグループ展に出展。 2010年3月Tastet d’Artギャラリー(バルセロナ)での個展を皮切りに、スペイン国内そしてヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツなど)のギャラリーで自然からインスピレーションを受けたアート作品を出展し高い評価を得ている。 また、スペイン、イタリアの音楽家とのコラボレーションによるライヴペインティングを独特の感性で行うなど幅広く活躍している。 Guillermo Rizzottoのライヴとの初コラボレーションとなった2010年12月以降共演を重ね、2012年7月にリリースされたDúo Rizzotto Giménez『La otra orilla』のジャケットデザインを手掛けた。今最も彼らの音楽と共鳴し表現できるアーティストの一人でもある。
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そして、
Dúo Rizzotto Giménezのニューリリースを記念してフェアを開催いたします!

下記対象作品4タイトルのうちフェア期間内に1枚以上購入で、
ギジェルモ・リソットが過去に参加した入手困難盤からコンピレイションした
ハンモックカフェオリジナルCDRをもれなくプレゼントいたします!
店頭・通販すべてに対応します。ご注文お待ちしております。

<対象期間:2012年8月8日(水)~8月13(月)>
※期間終了しました。ご購入下さった皆さまありがとうございました!

<対象作品>
●Dúo Rizzotto Giménez / La otra orilla 2.100円 (在庫○)再入荷
Guillermo Rizzotto / Solo guitarra 2.300円 (在庫○)
Guillermo Rizzotto y Pablo Giménez / El paso del tiempo 1580円 (在庫×)※2013.7.28 国内盤(2,415円)が発売入荷。(在庫 ○)
Guillermo Rizzotto y David de Gregorio / Brillo 1.800円 (在庫△)再入荷!



Thursday, July 26, 2012

Muchas Gracias Quique Sinesi

長らく入手困難盤だったキケ・シネシさんの2005年の名作が、
ついに日本盤として装い新たな見開き紙ジャケットになり本日再発売!
待ち望んでいた方も多くいらっしゃると思います。

“ある隠れた村の物語” 
●Quique Sinesi / Cuentos de un pueblo escondido 2.300yen (在庫△)

牧歌的に爪弾かれる7弦ギターで心安らぎ、小さなサイズのピッコロギターの音色に胸を躍らせる。ハチドリが羽ばたくようなチャランゴの演奏など、曲により弦楽器が持ち替えられ、目の前で弾かれているようなリアルな感覚で短編映画のように紡いでゆく。キケ・シネシ作曲による研ぎ澄まされた独奏を存分に堪能できるアルバム。
試聴はこちら(ジャケット違い)


気品とクールネスに満ちた2001年の傑作。
art-mode-records オリジナルのドイツ盤わずかに入荷しました。

●Quique Sinesi & Daniel Messina / Prioridad a la emocion  2.300yen
(在庫✕

音楽演奏の旅先ドイツで出会った2人のアルゼンチン人、キケ・シネシ(ギター)とダニエル・メッシーナ(パーカッション)の友情の証。曲によりトロンボーンやサックス、バンドネオンが加わり、ヨーロッパジャズの香りがする艷のある夜のアルバム。ルイス・アルベルト・スピネッタへ思いを寄せて製作された作品でもあり、ラスト曲の最後、嵐の中遠くで響く音の演出に深い意味も感じてしまいます。
試聴はこちら。


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この5月にカルロス・アギーレさんと日本で共演し、初来日を果たしたキケ・シネシさん、その感動の日々を吉本宏さんがwebdacapoで綴られています。アギーレさん、シネシさんのインタビューや映像もありますので、是非ともご覧くださいませ!
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カルロス・アギーレとキケ・シネシ
静かなる熱狂の夢の続き。


そして!
早くもシネシさんの再来日が決定しました!
今回は日本人ケーナ奏者、岩川光さんとのドゥオ。
また新たな展開です。
まだもう少し先なのですが、ツアー全工程発表はこちら。
(おそらく西日本公演はハンモックカフェのみです)
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Quique Sinesi &Hikaru Iwakawa Duo Japan Tour 2012 <12.1 SAT - 12.16 SUN>