いつものように郵便受けをみるとバルセロナから荷物が届いていた。
ギジェルモ・リソットさんからだ。
手紙と3枚のCDが入っていた。
以前メールで、「ギジェルモさんは、カルロス・アギーレさんのレーベルShagrada Medraの2003年作品『Eco de Ausencia』にギターで参加していますね?」と質問をし、それから何度かやり取りして、「興味ありますか?」と返事が返ってきた。
その作品に参加していたことは知っていたものの入手困難盤のためCDは手に入らず、話もそれで終わっていたのだが、なんと、本人が参加していたその作品を送ってくださったのだ。しかも、手元になかったらしくアルゼンチン・ロサリオに住んでいる友人に頼んで所有していたCDを取り寄せてくれて、スペイン経由でハンモックカフェへ届けてくれた。“送ったよ“とメールもなく、さりげない心遣いがなんと優しいこと。ジャケットが見つからなくてごめんねと、手書きの曲名リストもつけてくれていた。あとのアルゼンチン盤2枚も現在入手困難のMyriam CubelosのCD(ギジェルモさんがギターと編曲で参加)と、ギジェルモさんのCD『brillo』のパーカッショニストである巨匠Juancho Peroneのライヴ盤(アギーレさんピアノ参加)。ヨーロッパでのライヴで忙しい日々を送っているギジェルモ・リソットさんに感謝しつつ、こんな優しいお人柄である彼の作品『brillo』と『El paso del tiempo』は、当店でしか取り扱いしていないですが、少しでもたくさんの方に聴いていただきたいです。
下のMyriam Cubelos Grupo CD裏の写真左から2番目がギジェルモ・リソットさん